業界研究だけしていても就活は終わらない。
就活をするなら最初にするべきことは業界研究です。
自分が就職しようと思う企業が属している業界がどのようなものか、まずは知る必要があるからです。
ですので、力を入れて業界研究をしなければならないのですが、
どれだけ手の込んだ研究ノートを作ったり、時間をかけてその業界について詳しくなったとしても、
就職活動は永遠に終わることはありません。
「業界研究はしているけどこの後どうしたらいいのかわからない。」
「就職活動を始めてからある程度時間が経っているのに進んでいない。」
「就活をしている実感がない。」
そう思う学生に読んでほしい記事です。
目次
業界研究には終わりがない
業界研究は調べようと思えばいくらでも詳しく調べていくことができます。
面接やESで伝える話の中身を充実させるためには、より深く業界研究をしなければならないので、
使える限りの時間と手間をかけて行うことは良いことなのですが、ある程度の見切りをつけて次のステップに進まなないと永遠に就活が終わりません。
履歴書やESは締め切りや評価する人間がいるので、次へ進んだり選考から落ちてしまったりと動きがありますが、
業界研究は誰の指示でもなく自分だけで進めることなので、自分でここまで調べたら終わろうという基準を作らないと、いつまでも業界研究だけを続けてしまうという事態に陥ります。
企業研究も行って選考日程を知り、ESを準備してエントリーし、そして筆記試験、面接と進んでいかなければならないので、業界研究も効率良く行う必要があります。
仲間内で別々に調べて教えあうと効率が良い
一人で全ての業界研究をすることはできません。他にやることがたくさんあるからです。特に興味のある業界以外はそもそも調べない学生もいるのではないでしょうか?
しかし、はじめに興味を惹かれなかったために、全く目をつけていなかった業界が、実はとても興味を惹かれる業界だったかもしれない可能性もあります。
そうした業界・企業を見逃さないために、サークルやゼミのメンバーでそれぞれ好きな業界を決めて別々に調べて教えあうという方法があります。
こうすることで全ての業界を自分で調べる必要がなくなります。効率よく、そしてより詳しく業界研究をすることができます。
ITや金融、自動車、空運など、人気のある業界は誰もが知りたいのでどのみち全員が調べることになりますが、
自分があまり興味のない業界を誰かが調べていたらどんどん聞けば良いですし、
誰も目をつけていない業界を一つずつ選んで調べても良いです。
業界研究にかけすぎていた時間を効率良く削り、次のステップに進めるようにしましょう。
どんどん選考に参加しよう
前述の通り、業界研究だけに時間をかけられるわけではなく、そのあとに控えている就活のプロセスをどんどん進めていかなければなりません。
面接も履歴書もESも数をこなせば慣れてきます。
メールや郵便でお祈りをもらうことは誰だって怖いですが、失敗したくないという理由で事前に入念な準備をしていこうと思っていても本番ではあまりうまくいきません。
(言葉は悪いですが)落ちても良い企業を練習台として業界研究と同時並行で選考に参加していき、その度に次回への改善点を見つけて実践していきましょう。
それに企業の個別説明会に散開していれば、嫌でも業界の話が出てきます。
まとめ
以上の話をまとめると業界研究だけしていないでどんどん選考に参加しよう。ということになります。
一つ内定があるだけで精神的に楽にもなるので、内定先の確保も兼ねて、業界研究が不十分だと感じていてもどんどん次に進んでください。