エントリーから内定までの流れを整理したい人のための記事[就活]
3月から就職活動が本格的に始まります。
スーツを買ったり、自己分析をしたりと既に準備をしている就活生もいるかもしれませんが、就活が始まる前に、企業にエントリーしてから内定に至るまでの流れを一旦整理します。
闇雲に就活を始める前に、全体の動きを俯瞰して把握すれば混乱することはありません
選考がどう進んでいくのかイマイチわからないという人に読んでほしい記事です。
合説、学内説明会 2月、3月〜
就活のスタートは企業と学生が接触するところからです。
元から行きたい企業に目星をつけているのならともかく、
自力で企業を知ることは難しいので、初めのうちは足を使って学内説明会や
合説に通う必要があります。
ここでは、ブース形式で多数の企業が場所を決めて、30分から1時間までの時間で説明を行います。1日かけて説明会場を回ることで、効率的に企業の説明を受けることができます。
簡単な説明を受けた後は、個別説明会への案内やエントリーカードを渡されます。
個別説明会に参加するか、エントリーカードに登録すると企業からの選考スケジュールなどの連絡を受けられるようになり、次に進むことができます。
めぼしい企業が見つかるまで、これを繰り返すことになります。
初めのうちは業種を絞らず参加するのが良いです。
個別説明会 3月下旬〜
合説や、学内説明会に参加し、個別説明会への案内を受けた後にきます。
ここで、より時間をかけて詳しく説明を聞くことができます。
筆記試験や1次面接とセットになっていることもあります。
事前に予定を確認しておくのが良いです。
また個別説明会では、雑談形式で社員さんと話をする場が設けられることが多く、
質問をすることができます。
エントリー 3月下旬〜
個別説明会で書くことが多いです。
履歴書を提出することが必要な場合もあるので、この時点でESと履歴書に書くことを
まとめておいたほうが無難です。
筆記試験 4月〜
筆記試験も個別説明会と一緒に行われる場合がありますが、
時間をとって試験を行うことが多いです。
ほとんどは選考の序盤に行われるので、早めに対策をしておくことをお勧めします。
筆記試験についての記事はここから
面接 4月中旬〜
1次面接から多ければ4、5次面接まで。
その間にグルーブディスカッションや集団面接を行う企業もあります。
ここで自己分析やESに書いた内容を人事の社員さんと話をしながら説明します。
面接で話すことは基本的にESに書いたことの深堀になります。
選考が進めば、少し変わった質問も飛んできますが、まずはESと絡めて自分の話ができるように準備しておきましょう。
内々定
ここまで首尾よく選考を通ることができれば内定となります。
内定後も就活を続けるのであれば、説明会に参加するところからもう一度繰り返しになります。
内々定を受けてから承諾するまでに期限を設けられることもあります。
自分の就活の状況を考えながら決めなければなりません。
複数の企業を並行して選考を進めておくと、失敗や辞退をしても焦ることなく次に行くことができます。
なぜ足を使って動けと言われるのか? BtoBとBtoC企業の存在
就活についての説明を受けると、大抵は学内説明会や合説に参加しろと言われます。
正直、何回も行くと交通費もかかるし、時間もかかるしなにより面倒です。
なのになぜこれだけ動けと言われるのかを説明します。
日頃CMが放送されるなどして認知度の高い企業は、
そのほとんどがBtoC企業だと言われています。
BtoC企業とは、Business to Customerのことで、一般の消費者を相手にしている企業のことです。これらの企業は一般の消費者に商品を買ってもらうのが重要なので、広告費を大量に使い、少しでも多くの人に知ってもらえるよう広告をうっています。
そのため知名度が高く、就活生にも人気で競争率が高くなっています。
これに対してBtoB企業とは、Business to Business のことで、企業を相手にしている企業のことです。これらの企業は一般消費者に知られる必要もないので広告をほとんどうちません。
なので就活をしていて初めて知ったという企業が大量に出てきます。
そしてこのBtoB企業には、いわゆる狙い目のホワイト企業が多い。
その業界においては、シェアがNo1というような企業が多く、離職率も10年間で
2,3%と謳っている企業も多く存在します。
BtoB企業は、合説や学内説明会に参加しなければ知ることが難しい。
だから説明会に参加しろと、誰もが言うのです。
まとめ
エントリーから内々定までの流れを書きました。
就活が本格的に始まるまえに確認することで、スケジュールが立てやすくなり、
落ち着いて臨むことができます。