筆記試験対策はどうすればいい?という人のための記事[就活]
このブログは2016卒の学生が書いています。
経団連による就活スケジュールが変更された初めの年の就職活動の経験者として、
就活を経験して感じたことを書いていきます。
今回は筆記試験対策についてです。
企業の選考を受ける際、面接の前には必ず筆記試験があります。
対策せずに受けると見たこともない問題が出題され、何もできずに終わってしまった。
なんてこともあります。
この記事ではそんなことにならないように、筆記試験対策をする上で重要なことをまとめました。
対策を始める前に
さて、筆記試験対策をすると一口にいっても、書店に置かれている筆記試験の問題集は数多く存在します。適当に選んで失敗ということにでもなれば目も当てられません。
まず筆記試験そのものについて書きます。
問題集には、幾つかの種類が存在します。
その中から自分が選考を受ける企業で使われている問題集を調べなければなりません。
問題集は種類ごとにかなり特色が違い、
どれも最低1回は目を通して置く必要があります。
筆記試験の種類
筆記試験というとSPIが一番有名ですが、
実はSPI以外にも筆記試験として利用されているものがあります。
CAB、GAB、玉手箱、TALなどなど、他にもありますが以下のようなものがあります。
【主要3方式〈テストセンター・ペーパー・WEBテスティング〉対応】これが本当のSPI3だ! 【2017年度版】
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SPIだけでもそれぞれの出版社が問題集を出しています。
一番有名なこの二つの内どちらかを選べば間違いはありません。
【SPI3のテストセンター対策用】これが本当のテストセンターだ! 【2017年度版】
- 作者: SPIノートの会
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テストセンターについては後述します。
必勝・就職試験! 【玉手箱・C‐GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】2017年度版
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玉手箱は金融・商社でよく使われると言われています。
【WEBテスティングサービス・CUBIC・TAP・TAL・ESP・CASEC対策用】「Webテスト」完全突破法【3】【2017年度版】
- 作者: SPIノートの会
- 出版社/メーカー: 洋泉社
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CAB・GAB完全対策 2017年度 (就活ネットワークの就職試験完全対策 4)
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CAB、GABは計数や暗号・命令問題など変わった問題があります。
SPIとはかなり問題が違うので対策が必要です。
SEやIT企業で使われます。理系は受ける可能性高
また、筆記試験には一般常識や時事問題が出題されることがあり、
面接時に質問される可能性もあります。
一般常識&最新時事 一問一答 頻出1500問 2017年度 (高橋の就職シリーズ)
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受験の種類
筆記試験は受験方法が三種類あります。
- 企業で受ける
- テストセンターで受ける
- Webテストを受ける
の3つです。
企業で受ける場合
個別説明会が終わった後すぐの場合や、改めて日程を取って行う場合もあります。
企業の人事の方の監督のもと、ペーパーテストを受けます。
学校でテスト受けるようなイメージですね。
テストセンター
全国にある、所定の施設で受けるテストです。
筆記用具と計算用紙を与えられ、回答はパソコンで行います。
パソコン教室で利用されている施設などで受けることになります。
テストセンターを受験するよう指示を受けた場合は、
受験するために日時と場所を自分で予約しなければなりません。
そしてこの予約は早く埋まってしまうので早めに予約して受けに行きましょう。
前日に予約しようとして会場に空きがなく、テストセンターで筆記試験を受けられなかったということが毎年かなりの数で起こっているようです。
Webテスト
場所はどこでもよく、パソコンを使って受けます。
受験環境は自由なので友達と同じ企業のWebテストを受験する場合、同時に受けることでお互いの問題を教えあうことができます。
しかも、Webテストの過去問と答えが出回っています。
これを使ってもバレることはありませんが、選考が進んで改めて筆記試験を受けるとなった時に、点差がありすぎてバレる可能性もあります。
注意して使いましょう。
筆記試験対策の初めの一歩
すでに書いている通り、筆記試験の問題は色々種類があり、
同じ問題集でも多数の出版社が出しているので、
とりあえず書店に寄ってみても、どれを買うべきかわからないまま何も買うことなく
帰ってくるということになりかねません。
なので、筆記試験対策をする上で一番初めにやるべきことはどの問題集を受ける必要があるかを知ることです。
そのために必要なのは、自分の受ける企業が何を使っているかを調べることです。
調べるには、この本を使います。
この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている! 【2017年度版】
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企業での筆記試験に使われている問題が業界別・企業別にまとめられています。
また就活のアドバイスや筆記試験問題の一例なんかも載せられています。
わざわざ買う必要はありません。自分が選考を受ける企業が使う問題がわかれば良いので、書店でパラパラとページをめくり、必要な部分だけ調べます
問題傾向がいきなり変わるということはないとは思いますが、なるべく最新版を見ることをお勧めします。
筆記試験対策をするなら、まずはこの本を使って自分の興味のある企業・業界ではどの問題が使われているかということを確認しましょう。
迷う、もしくは面倒という人は、まずはSPIだけをやりましょう。
対策はいつから?どれくらいやるべき?
必要な問題集を調べて購入した後、実際の対策に移っていくわけですが、
どれくらいやるべきなのか、またいつからやるべきなのかということですが、
バイトや授業の課題など、他にもやるべきことがあって直前で時間が取れない。
また企業の説明会や選考でスケジュールが埋まってしまった。
なんてこともあるので、早めに対策をするに越したことはありません。
どれくらいやるべきかは、最低1週は絶対にしておきましょう。
そして筆記試験を受ける前に、復習すると点数は十分とれます。
多くの問題を素早く正確に解けるか?を筆記試験では見ているので、
特に問題を解くスピードに注意して対策をしましょう。
一般常識は?
一般常識と時事問題についてですが、対策というほどのことは必要なく、
問題集の本を購入して流し読みし、新聞の1面を見出しだけでも毎日チェックしていけば、聞いたことのない問題が出た。なんてことはなくなります。
面接で聞かれることもあるのでニュースに対しての情報収集はやりましょう。
目を通しておくべき問題
簡単な計数問題や、英語、国語の問題なら散々受験でやってきたので問題ないのですが、今まで解いたことのない問題も存在します。
それが以下の二つの問題です。
- 推論
- 暗号・命令
推論
SPIに載っている問題です。
SPIをやるのはこの問題のためと言っても過言ではありません。
1度も目を通さずに試験を受けると、解けない。
解けても時間を大幅に使った。という事態になります。
SPIを買ったなら必ず目を通しておきましょう。
暗号・命令問題
暗号・命令問題ですが、暗号や命令を用いて問題を解くのですが、
これも推論と同じく一度は解いておかなければなりません。
CABやGABの問題に載っています。
SEやIT企業を受けるという方は必要になることが多いです。
まとめ
長くなってしまったのでまとめると、
- 自分が受ける企業が使う問題集を調べる
- 必ず一度は目を通す
- 重要なのは解くスピード
- 迷ったときはSPIから
です。筆記試験は選考の初めの段階で行われます。
準備が遅れることのないよう、それぞれのペースで対策をしてください。
他にも記事を書いています。
情報収集する際に大事な点をまとめた記事です。