就活中のスケジュール管理の重要性を解説する
就職活動をする上ではスケジュール管理を行うことがかなり重要です。
今回はスケジュールしている場合としていない場合での大きなメリットとデメリットを考えてみます。
目次
スケジュール管理しないことのデメリット
選考日程の把握もれが起こる
何にもメモすることなく就活をしていると選考日程の把握もれが起こります。
就活生なら誰もが一回くらいは友達から聞くことになるでしょう。場合によっては経験することがあるかもしれません。
具体的な例を挙げると面接が同じ日の同じ時間にバッティングしてしまったり、
すっかり忘れていてすっぽかしてしまったりということが起こり得ます。
志望度の高くない企業ならまあいいやと考えるかもしれませんが、企業側も時間と費用が限られている中で採用活動をしています。
よほどのことがない限りむやみに迷惑をかけていいという話にはなりませんし、
大学名と自分の名前を伝えた上ですっぽかしたとすると悪い印象を与えてしまいます。
その後の学生の採用に悪影響が出るかもしれませんし、場合によっては直接苦情が来て呼び出される可能性もあります。
誰にとっても良いことが何一つないので選考の把握もれには特に注意しましょう。
ゴールがわからない
3月に就活がスタートしたと思えば、数ヶ月経つ頃にはもうほとんど内定を出し終えて就活も終わりの様相を呈してきます。
たった3、4ヶ月の間にほぼ決着がついてしまうことに対して、
ゴールから逆算した行動目標と期限を決めることができていなければ、最終ゴールの達成ができないかもしれません。
スケジュールを決めるということは期限を決めて行動することです。
最終ゴールは第一志望の企業から内定を得ることですが、そこから逆算して予定を組み、
「いつまでに何をしなければならないのか?」を明確にしておかなければなりません。
そうした行動目標と期限がわかっていないまま行動していると、うまくいっていないと思った時には手遅れになってしまう可能性もあります。
今やるべきことがわからない
前の項目と同様、いつまでに何をしなければならないのかがわかっていないと、
「今やっていることは本当にやるべきことなのか、他にやるべきことがないのか、どこまでやれば良いのか?」
何もわからないまま行き当たりばったりで行動してしまうことに繋がりかねません。
不安に駆られた状態では何をするにも集中力が発揮できず、時間がかかってしまって余計に効率が悪くなってしまいます。
スケジュール管理のメリット
ゴールが明確になる
スケジュールを管理しようとすると、必然的にやるべきことと期限の設定をすることになります。
第一志望の内定を得るためにはその企業の面接にパスしなければなりません。
面接、筆記試験、GD、ESの提出、それぞれの日程を把握した後は、その期限までに必要な準備を終えている必要があります。
逆に言えば、これらのことがわかっていれば3月4月5月とやるべきことが見えてくるのではないでしょうか?
やるべきことがはっきりしていれば、効率良く必要最低限の労力で済みます。なにより空いた時間で遊べます。
優先順位がつけられる
仕事の優先順位は緊急度と重要度で分けられるといいますが、単純な話、期限が迫っているものからやれば良いわけです。
スケジュールを管理していればなにから取り組むべきかの順番がはっきりわかるので、
前述した「今やっていることが本当にやるべきなのか?」という疑問が生まれてくることもありません。
進捗度合いが予測できる
スケジュール管理をすることのなによりのメリットは、仕事にそのまま役に立つことです。
予定を組みながら日々過ごしていると、組んだ予定に対してどれくらい実際に進めることができたのかという経験が蓄積されていきます。
これを繰り返していくと、何かをしようとする際にどれくらいの労力と時間が必要になるかが体感的に予想できるようになります。
時間単位まで予想できるようになれば、空いた時間がどれくらいあるかもはっきりしていくので、
その間に遊んだりバイトしたり試験勉強したりとなんでもできるようになります。
仕事は段取りが8割と言われますが、段取りとはスケジュール管理のことでもあります。
仕事に取り組むスピードよりも、合間にムダな時間や、始めるまでの時間の方が圧倒的に差が開くといいます。
しっかりとスケジュール管理をすることができれば仕事ができる人になれます。本当です。
まとめ
以上、スケジュール管理の重要性を書きました。手帳を使っても良いですし、アプリでも構いません。使いやすいものや気に入ったもので管理しましょう。