20卒の就活スケジュールと流れを確認しよう。
就活のスケジュールとおおまかな流れをここで確認します。
目次
3年生
6月〜2月
3年生のうちは自己分析、業界研究、企業研究、インターンシップが主な活動となるでしょう。
といっても、3年目といえばサークルで言えば幹事だったり単位を取れなければ4年に進級できなかったりと忙しいものです。
外資系の就活は年内に終わることも多いのですが今回は一般的な国内企業への就活のスケジュールについての確認なので割愛します。
4年生になっても1月は試験があるので就活をしている暇はあまりありませんが、
3月にスタートしてしまえばあっという間に6月になってしまいます。
夏前には国内大手企業の内々定の第一陣が出てしまうので、春から就活を始めればいいと考えていると足元をすくわれてしまうかもしれません。
ある程度は志望する企業の目星をつけておき、志望理由や学生時代に力を入れたことなど、選考に使う話の骨格を準備しておくことが理想です。
4年生
3月、広報開始、エントリー、業界研究
3月1日から就活サイトがオープンします。年明け以降、特に後期試験が終わった頃から相当数の学生が就活を意識し始めますが、
実際にスタートとなるのは3月からです。理想を言えばここまでに自己分析はある程度終わらせておいて、
これまでに行っていた業界研究や企業研究ではわからなかったことを確かめに行くために説明会やセミナーに参加して直接話しを聞きに行くことに集中したいものです。
同時に4月5月と筆記試験が本格化してくる頃に向けて、どの試験の対策をしなければならないのかを把握し、参考書の準備にとりかかりましょう。
しかし、実際にはここから就活をスタートする学生も少なからずいます。
諸事情でここまでに準備が充分できていなかったとしても就職できないわけではありません。
しかし時間がないことも事実なので、焦らず、なおかつ時間を無駄にせずに就活を始めましょう。
一度にたくさんのことを並行して進めなければなりませんが、まずは自己分析と興味のある業界について知ることからです。
4月、筆記試験対策、面接対策、選考
就活のスタートは3月ですが、4月に入る頃には実質的に最盛期に入ります。
選考へのエントリーの締め切りスケジュールには気をつけながら志望する企業の選考にどんどんに参加しましょう。
国内大手企業は経団連のスケジュールによれば6月からが正式な採用のスタートですが、
実際は3月頃から説明会やセミナーを開くなどして採用をスタートしています。
また中小企業はルールを守っていては採用に不利になります。
大企業の選考スケジュールと被らないように早めに、もしくは遅めに就活を行っています。
4月でエントリーを締め切る企業が出てくる可能性もあります。
大手企業の内々定が6月の1週目には出揃っていることを考えれば、就活の期間は3ヶ月程度しかありません。早め早めに行動していきましょう。
内々定を最低一つは確保して置けるように、もしチャンスがあれば3月から選考に何社か参加しておくのも良いです。
5月
5月中には内定を決めてしまう企業も多いことから、一番選考スケジュールが過密になる頃です。
選考の中身もエントリーから筆記試験、GDやら面接と多種多様なので、それぞれにかけられる準備の時間が充分に取れないこともあります。
やり残したことがあるまま5月を迎えてしまうと忙殺されてしまいます。
選考の結果にも良い影響はないので、4月中にはできることはすべて済ませておきましょう。
6月以降
採用のピークは6月までになるのでここからは第2陣になります。
ここで内定が取れていなかったとしても、企業の選考が終わるわけではありませんので、諦めずに就活を続けましょう。
7月になると4年の前期試験が迫ってくるので、せめて一つだけでも内定は取っておかなければ一番暑くなる頃にスーツを着て就活をする羽目になります。
精神的にも相当追い込まれてしまうので、死に物狂いでやるべきときでもあります。
またすでに内定を取れて就活を終えた学生は、暇だからといって就職しない企業の選考に参加するのはやめておきましょう。
選考の枠が一つ埋まってしまうため、全く関係のない赤の他人とは言え、もしかしたら他の学生の内定を一つ潰してしまうかもしれません。
また企業にとっても就職するつもりのない学生に時間と費用をかけてしまい無駄になります。
単位を落として卒業できない学生も時たまいるので本来やるべきことに注力して、残りの大学生活を存分に楽しみましょう。