アクション映画を中心に見たので感想
映画の感想を書いていきます。
以前見た作品も含めて、アクションを中心に見ました。
今回見たのは
ヒットマン
ピクセル
007シリーズ4つ
トランスフォーマー3つ
ターミネーター:新起動/ジェニシス
ヒットマン
元々はゲームが原作になっている映画みたいですね。
大抵そういう作品は原作と違うとかで評価が割れていたりするんですが、
以外とレビューを見ていても高評価でした。
この不敵な表情と、銃のもち方がなんかバカ映画っぽい雰囲気を醸し出してますが、
実際見てみると意外に面白かったです。
この主人公、ヒットマンと題されている通り殺し屋なわけですが、
名前がなく「エージェント47」というように番号で管理されています。
スキンヘッドだったり、頭の後ろにバーコードが埋め込まれていたりと悪い意味で目立ちそうな風貌をしていたりと突っ込みどころがありながら、
今まで、映画作品の中には数々のスパイや殺し屋さんが登場していますが、
エージェント47はその中でも最強に分類されそうです。
ジェームズ・ボンドやらイーサン・ハントやら、ジェイソン・ボーンやらいますが
みんな怪我したり敵に捕まったりしているのに、
エージェント47は全くの無傷で次々と敵をなぎ倒していくという無敵ぶりを誇ります。
ちなみにこの映画のヒロインを演じているオルガ・キュリレンコは後述する007の「慰めの報酬」のヒロインも演じている女優さんのようです。
ピクセル
パッケージにパックマンがデカデカと出されています。
卒業旅行に初の海外旅行に行ったのですが、道中の飛行機の中で見つけました。
到着間際に時間が足りずに最後まで見ることができないという飛行機の宿命にあったのですが、
内容は宇宙人がレトロゲームを現実化させて人類と勝負しにやってきて、人類が負けたら侵略されるのをゲームオタクが打開していくコメディ映画。
最後まできっちり見てから改めて感想を書きます。
007
ティモシーダルトンが演じる007の15作目です。
東欧が舞台で、時代設定が70年代から80年代のあたりです。
ソ連やら東側やら西側やら、あまり馴染みのない言葉が多く、ストーリー自体は何も知らなくてもわかりますが、時代背景まで知っているとより楽しめたりするのかなーと思いました。
で、作中にムジャヒディンが出てきたんですが、よくわからなかったので気になって調べてみました。
なんでも1979年頃からソ連がアフガニスタンに侵攻する戦争が起こったようですが、
ソ連に対して戦いをしていた人たちがムジャヒディンと呼ばれるそうです。
「ジハードを行うもの」という意味の言葉の複数形がムジャヒディンとなるらしいです。ジハードとは何も戦うことだけを意味するのではなく、宗教的な慣習を毎日行ったり、イスラムの教えを守り通す日々の行動自体を指すようです。
イスラム経典であるコーランまで読んだという池上先生の本に書いてありました。
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ダニエル・クレイグ版はスカイフォールだけで。
壮大なネタバレですがスカイフォールでMが死んでしまいます。衝撃でした。
途中、007が所属する諜報機関の存在の是非を問う会議?のような場面で、
Mが詩を読みます。
それに合わせて、ジェームズ・ボンドが悪役を追いかけてひた走るシーンがあるんですが、この詩の内容とボンドの姿が重なるとても良いシーンでした。
その後か前か忘れましたが、「国家の危機はテロリズムや敵対する国家によるだけではなく、個人的な感情によっても引き起こされる」というような感じのセリフも印象的です。
007シリーズは50年近く前からずっと続いている作品なんですね。
少し前に、最新作のスペクター以外の007作品が全てプライムに追加されて初めて知りました。
ダニエルクレイグ版007しか見たことがなかったのですが、
本当はピアースブロスナンの作品も見たことがあるけど、ほとんど覚えていないです。
なので、実質リビングデイライツで初めてダニエルクレイグ以外の007シリーズを見たということになるんですが、どうやら毎回秘密道具を紹介するのが、恒例の流れとなっているようです。
リビングデイライツで登場した秘密道具の一つに、90%の錠を開けることができる鍵が登場します。一回だけじゃなく、常に持しておいていいんじゃないの?って思うくらい便利な道具だと思いました。作中で一回しか使ってなかったけど^^;
007シリーズの最新作は「スペクター」で、本当はもう1作品ダニエル・クレイグがやる予定だったはずが、スケジュールがあまりにもハードだということで降りちゃったようです。スペクターに次ぐ007、どうなるんでしょうか?
トランスフォーマー
トランスフォーマーシリーズ。
これぞハリウッド映画!と言うべき娯楽作品の最高峰ですよね。
にわかファンでも楽しめます。
初めて見たときから気になってたんですが、シリーズが進むごとにオートボット側のロボットが増えているのはなんでなんででしょうか?船に乗ってやってきてるのかな?
割と味方サイドのオートボット達も残虐な場面がないこともない。
ダークサイドムーンでは、敵陣営であるディセプティコン側のロボットを数人で引きちぎったり、センチネルを容赦なくオプティマスがとどめを刺したり、
「人間は我々のように暴力的な一面もあるが、美しい面もある。」ってセリフはオプティマスのセリフだけど、サム・ウィトウィッキー(主人公)との友情を確かめ合う一方で、敵に対して容赦ないのを見ると納得できます。
丁度、最近では人間とAlphaGOの対局がされていましたね。
対戦結果は1勝4敗で人間側の負け。ということでした。
ボードゲーム(で合ってるかな?)界では、チェスが随分前にはもう人間がAIに負けていたり、将棋でも電王戦という名前で人間対AIの勝負が行われていますが、考えられる手数の多さや複雑さから、囲碁のAIのプログラムを作るのが最も難しいようです。
人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)
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人工知能が人間の能力を超えることを「シンギュラリティ」と呼び、それは2040年代にやってくるという言説もあるそうですが、
ターミネーターは、そのシンギュラリティを迎えた世界を舞台に、人工知能対人間というのに加えて、未来からロボットが殺しに来たり助けに来たりと、タイムパラドックス系のテーマまで入り混じっているという、よくよく考えてみたらすごいSF作品だということに気がつきました。
昔はただただアーノルド・シュワルツェネッガーのカッコよさにしか目がいきませんでしたが、こうした作品に込められたテーマを考えてみると面白いなと思った次第です。
今回の作品も、自分より性能が良い相手を前に、T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)の無骨で不器用そうな、いかにもロボットですよと言わんばかりのゴリゴリの戦い方が健在で安心しました。安心するのと同時にシュールで笑えました。
次はアクション以外の作品をたくさん見たいですね。