仕事と就活のメモ帳

就活とか仕事の話とか

就職しない生き方を考えている人へ、少し話を聞いて欲しい。

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就職しない生き方を勧める人がいます。

学生の中にもその生き方を目指す人は多い。

彼らは得てして就職するという生き方を悪く言いがちですが、

就職をすることは決して悪いことではありません。

この記事では、就職をするという生き方を勧める理由を書きます。

 

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就職しない生き方

近頃は、就職しない生き方をしている人が多いように感じます。

労働者はどうしても立場が弱くなる。

いつ首を切られるかもわからない企業で働くよりも

自分の力で生きていこうという意見をよく見かけます。

彼らの言葉は力強く、夢にあふれています。

また実績を残しているからこその言葉であり、説得力があります。そんな彼らに憧れて、一度は就職せずに生きていくことを考えたことがある人もいるのではないでしょうか?

 

自分で稼げるようになるスキルが必要

雑誌やネットでは、副業や週末起業など、労働収入以外の収入源を持つことが重要視されています。実際、このブログも新たな収入源とするべく始めました。

広告配信や、電子書籍の出版。最近流行りのnoteという、書き手が直接金額を設定してコンテンツを販売できるサービスまで出てきました。

これからの時代に、自力で稼げるようになるためのスキルを得ることは必須だと言えます。そしてそういう収入は、労働との相性が良いものばかりとは限りません。

自分で稼ぐことが軌道に乗ってきたら、そちらに注力したほうがお金を稼げると考え、就職しない生き方を勧める声が大きくなってきました。

 

就職することのメリット

そんな自力で稼ぐことのできる彼らは、素直にすごい。

日本人の多くの人にとってできないことであり、

そのスキルは貴重なものです。

その生き方は素晴らしく、理想的に見えます。

だからこそ、その言葉に感化されてしまうのですが、

しかし、就職することが悪いということにはなりません。

ここでは就職することのメリットを考えてみます。

就職することのメリットとはなんなのか?次の項目から考えていきます。

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選択肢を残すという考え方

基本的に、どんなことでも選択肢を残すことは重要だと僕は考えています。

その方が後々自分にとって良いことの方が多いからです。

例えば、大学受験。

より偏差値の高い大学へ行くのはなぜか?

それは就職先の選択肢が増えるからです。

そのために受験勉強を必死にやっているのです。

 

東大生は、日本のトップレベルの学力を誇る大学。

東大生である時点で、ある程度の教養と知識、それから決められた目標をクリアするための努力をすることができるという評価を受けます。それに加えて誠実な人柄で、しっかりと人とのコミュニケーションをとることができれば、日本国内の大抵の企業に就職することができるでしょう。

東大生には、就職先という選択肢が残ります。しかし、大学のレベルが下がると、この選択肢は少なくなる。学歴による足切りが存在する以上、これは明白なものです。

 

就職も同じ、企業に正社員として就職できるのは、新卒という大量の学費に代えて親がとらせてくれた切符を持っている今だけです。もちろん卒業後3年以内は新卒という扱いもありますが、卒業後期間が空いた人よりも、ストレートで卒業してそのまますぐの人の方が、圧倒的に就職は有利です。

 

逆に言えば、新卒チケットは卒業後の1年間が最も有効で、それ以降はどんどん効果は薄れていきます。先に就職をしないということは、あとから就職するという選択肢を失うことと同義でもあります。

また、大企業に就職するというのも選択肢を残すという考え方にマッチしています。中小企業から大企業に転職するのは難しいですが、大企業からの転職であればまだ可能です。

 

就職することを勧めますが・・・

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ここまで書いたことから、

やっぱり最初は就職する方が良いと考えています。

それ以外の道を模索するのは、

一旦就職してからでもいいのではないでしょうか。

 

その時間を無駄という人もいるかもしれないけど、

就職しないということは、企業に勤めている人の気持ちを一度も味わうことなく生きていくということになります。日本の大多数の人が感じる気持ちを知ることができないというのは、かなり怖いことだと個人的には思います。

 

選択肢を残すという考え方、どうでしょうか?

僕自身も少し就職しない生き方を考えましたが、

それは後々に置いておくことにしました。

選択肢を残すべきだと考えたからです。

特にやりたいこともなかったというのもあります。

 

これらのことを差し引いた上で、それでも今すぐにやりたいことがあるという人は、就職をせず、むしろその道を進むべきだと思います。うまくいくかどうかは誰にもわかりませんが、絶対に失敗するという保証もありません。そういうことに関しては、自力で生きている人々は応援してくれるかもしれません。

そんな人たちの話も聞いてみるというのもアリかもしれません。

 

まとめ

何かに迷ったときは、

なるべく選択肢の多い方を取るのが良いと考えています。

でも、それはあくまで僕が考えていることです。

 

人生は自分だけのもの。

自分の気持ちに正直になるのが一番です。

 

もし、

何を差し置いても就職しない生き方をしたいという確固たる考えを持っているなら、そうするべきです。

そういう人たちを応援します。

でも就職するのが嫌だからだとか、

迷ってしまって決められないときは、

選択肢を残すことをお勧めします。