仕事と就活のメモ帳

就活とか仕事の話とか

山一證券が崩壊するまでの経緯を描いた「しんがり 山一證券 最後の12人」が面白い(ネタバレあり)

こんにちは。

アメリカの大統領選でトランプさんが勝利したり、

ロシアとの北方領土交渉や経済協力が進んでいたり、

インドへの原発を含めたインフラ輸出が決まったり、

色々と大激変中の世の中ですが、

そんな中でものんびりと自分の時間は確保したいと思うところです。

 

先日マネーショートという映画をみました。

 感想はまた別の記事に書きますが、

少し前にも半沢直樹のドラマが大ヒットしたりと、

お金が絡んだドラマや映画、けっこう多いですね。

 

今日はそのなかでも、

山一證券が自主廃業に追い込まれるまでの過程を描いた、

「しんがり」

 

連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~ DVD BOX

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という作品についてです。

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実話を基にした映画「アルゴ」の感想

久しぶりにアマゾンプライムビデオゆっくり映画を見ました。

 「アルゴ」という映画です。

ざっくりとした内容ですが、

1980年前後、イラン革命が起こった時のこと。

アメリカに亡命したパーレビ前国王を、

(イラン国民にかなり嫌われていた様子)

引き渡せと要求するデモがイランのアメリカ大使館前で行われていました。

次第にデモはエスカレートし、大使館の中にまでなだれ込んで

職員の大半を捕まえてしまいます。

しかし、

6人だけ、直前に抜け出してカナダ大使館に逃げ込んだ人々がいました。

逃げだしたことがバレたら最後、身の安全に保証はなく、

国外に逃げようにも厳しい検閲がかけられている状況。

八方ふさがりな状況の6人を助けるべく、

1人のCIAの職員が救助作戦を立案し、実行するというものです。

 

アルゴ (字幕版)

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面白いのが、その救出作戦の内容が、

中東を舞台にしたSF映画のロケハンに来たという設定で、

6人の大使館職員を撮影スタッフに仕立て上げ、

イラン人の目をごまかして脱出しようという作戦でした。

劇中、作戦の承認をCIAの長官に求める際、

成功する可能性を考えると、最悪な作戦しかない中で

「他にもうすこしでもマシな最悪な作戦はないのか?」と問われた時の、

「これが最高に最悪な作戦です。」

という返しがなんともうまく言い表してるもんだ。という印象でした。

ちなみに、実話にもとづいて作られたそうです。

 

主人公を演じているのはベン・アフレックという俳優。

脱出に成功し、救助者の一人と握手をするシーンで、

普通なら笑顔を浮かべるようなシーンなのに、

渋い表情を崩しません。

派手なアクションシーンもなく、

全体的に地味な印象さえありますが、

救出作戦の最中、必ず自分が助け出すと約束したのに

中止命令が出たときの葛藤の表情など、

セリフ以外の部分で、

好きな人にはたまらないだろうなと思います。

 

感想としては、

実話にもとづいて作られた話という触れ込みではありますが、

命を奪われるかもしれない凶暴なイラン人から

善良な国民を救い出すヒーローの話。

というようないかにも勧善懲悪のアメリカっぽい映画です。

大使館の襲撃からその救出までをスポットしているので、

どうしてイラン革命は起こったのか、そもそもイラン革命は何なのか

というところはこの映画を見ただけではわかりません。

 

「この映画をみてもイランを好きになる人は米国人はいないし、

逆にアメリカを好きになるイラン人もいないだろう」

というレビューがあるように、

視点としてはアメリカ寄りになっているように感じます。

目立たないけど、家族を愛するある男の頑張りを応援する映画として、

楽しむのが一番良いのかもしれません。

距離的にあまり身近な問題として感じにくい中東の話ですが、

この作品をきっかけに調べてみるというのも面白いかもですね。

 

「頑張る」ってどういうことなんだろうか?

「あいつは頑張ってるって先輩言ってたよ。」

こういうことを言われるとかなり嬉しいです。

普段は外交中心に回っていて支店にいないから、

どうやって過ごしているのかは誰にもわからない。

だからサボることなんていくらでもできるし、

どれだけ頑張っていたとしても全く伝わらない。

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就職しないで起業家や独立を目指す人たちを見ていつも思う。

昨今、というか何度も議論のタネになっている話ですが、

若くして起業や独立を目指す方について、思うことを書きます。

特に誰かを応援したり、批判したりするものではなく、

台風のように沸き起こっては鎮まるのを繰り返す、騒動の様子を眺めながら、今思っていることを書くだけです。

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「自分は仕事を通して何を提供しているのか?」ある社長から教わったこと。

こんにちは。

入社してから約半年がたち、配属先の土地勘もそろそろ付いてきた頃です。

仕事に慣れてきたという実感は多少あるものの、まだわからないことや知らないこともたくさんあると感じます。

 

証券会社に入社したのは、月並みですが「ここで働けば自分は大きく成長できるはずだ。」という思いがあったからです。

とはいっても、「上司からみればまだまだ子供で学生と変わらねぇな。」と思われているのは間違い無いです。それでも半年前より進歩した部分もあるはずです。

 

証券会社で働くことのメリットの一つは、普通に過ごしていたら会えないような人に会える。という点にあります。

使い古された言い回しで「それがどうした?」と感じる部分も少しあります。

先日、明確にそのメリットを享受することができました。

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