仕事と就活のメモ帳

就活とか仕事の話とか

今日の成果は前日までに出す。

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結果が出せなければ評価されないのが営業の仕事です。

頑張っても数字が取れなければ「価値がない」と言われても文句は言えません。

何か一つ成功することで、経験から自信が生まれ、前向きな気持ちで行動量も増え、

さらに良い結果が生まれるという好循環になりますが、

しばらく良い結果を出すことが出来ていなければ、

上記の好循環が逆転し、どんどん仕事が出来なくなる悪循環に陥ってしまいます。

今回は仕事を進める上で重要なことを書いておきます。

 

今日の成果を今日出すことは難しい

1年、半年、四半期、1ヶ月、1日と長さを分けて目標の進捗管理をするものですが、

今日1日の予算や目標を達成しようとするのに、

今日初めて取り組むのでは遅すぎることがこれまでの経験からわかりました。

ふつう、商品を買う時には商品を調べ、メーカーごとの比較をして、

本当に買うのか、最低限これくらいはじっくりと検討します。

自分が消費者の側に立った時はそんなことは当然なのに、

いざ、営業をする側に立ってみると営業の目標を達成したいので、

顧客から購入するという返答を少しでも早く欲しがってしまいます。

そのため、たった一度の連絡で提案からクロージングまで進もうとしてしまいます。

 

長期的な利益につながらない

たとえ当日に提案をして、その日のうちに成約を取れたとしても、

その日の目標は達成できるかもしれませんが、

そのあともずっと継続する顧客との関係にプラスになるとは限りません。

成約に至った商品によってメリットをもたらすことができれば良いのですが、

必ずしも必要なものでなかったり、買ったことでデメリットを受けてしまうと、

「強引な提案であいつに買わされた!」と受け取られてしまいます。

こうなっては今日の利益には繋がっても、

将来、もっと大きな金額での成約につながるかもしれなかったのに、

もう提案を聞く気が無くなってしまいます。

 

1期間中の初めに一気にやりあげる

今後の取引に悪影響を及ぼすような取引はできる限りなくさなければなりません。

わかっていてもそうなってしまうのですが、

決して良いとは言えない提案・取引になる原因は未達の項目があるからですが、

最後まで未達の商品を残してしまうと、

時間がなくなっていく焦りなどから無理な提案に繋がりかねません。

このようなことを防ぐには、期中の初めのうちに一気に達成することが理想的です。

最初にやらなければならないことをやりきることができれば、

残りの期間で次の期間の目標達成のために行動したり、

新規の顧客を作るためのアプローチをすることができます。

アプローチの回数は複数回に分けることができますし、

顧客も十分に比較と検討の時間を取ることができます。

またそういった検討している見込みの顧客を増やしていくことで、

一方で成約に至らなくとも、他方で決まることもあります。

 

まとめ

ただのラッキーや運で上手くいっただけだと言われることなく、

常に良い結果を出し続けるためには、

まずは行動量を多く取ることは当たり前のこととして、

・提案には十分時間をかける

・目標は期中の初めに達成する

この二つが重要だと考えています。