仕事中、うろうろしたり立ち歩きを減らすには?
タイムマネジメントについてのお話です。
研修などがあるといつも時間の管理をきっちりしましょうと言われますね。
最初はバカみたいだと思ってしっかり聞きながしていたりしますが、
だんだんと新たな仕事が割り振られるようになってくると、
一つ一つの作業にきっちり時間を割り当てて行動しないと、
だんだんと作業が終わらないまま就業時間を迎えてしまうことが増えてきます。
あれ?今までは時間が余っていたのに終わらなくなってきたなと感じたら、
改めてタイムマネジメントについて考え直すべきタイミングです。
仕事をしていると、周りでやたらとうろうろしている人はいないでしょうか?
そういう人がいたら正直うざいというのが本音だと思いますが、
タバコ休憩やトイレにいくときなど、
思いのほか自分もたくさん立ち歩いている可能性があります。
一度、1日の中で何回立ち歩いているかメモしてみてください。
ふせんでも何でも良いのですが、一回立ち歩くごとに正の字を書いてみます。
今まで意識したことがなかった分、意外と立ち歩いているなと気づくことができます。
なぜこうした立ち歩きが多くなってしまうかというと、
1日の行動予定を事前に決めていないことが原因と言えます。
それぞれの仕事に割り振る時間をあらかじめ決めて仕事を進めていなければ、
仕事の区切りも悪いところで区切ってしまいがちになります。
それと同様に時間を決めて動いていないせいで、
自分が休みたいと感じた時に休憩してしまうようになります。
しかし、仕事中に立ち歩かなければならないことはほかにもありますよね。
デスクワークをしていると上司や事務に書類を持っていくことが多々ありますし、
会議の資料の準備や質問事項があって聞きに行かなければならないこともあります。
そういったときにまとめて持っていったり、
行き帰りについでに休憩ができるように予定を組んでいないと、
一旦席を立ってどこかにいったと思えばすぐに戻ってきて、
戻ってきたと思えば、また手に何かを持ってどこかに歩いていくという、
いわゆる「うろうろする人」が出来上がってしまいます。
座席の配置によっては年次が高く肩書きを持つ社員の近くを何度も往復することになります。
自分の後ろを歩かれるというのは想像以上にストレスがかかってしまうので、
必要以上に他人の気を紛らわせてしまう可能性があり、
イライラしているときに通り過ぎようものなら八つ当たりされることだってあるかもしれません。
そうしたことを防ぐためには、立ち歩きの回数をできる限り減らさなければなりません。
作業を進めるためにどうしても物を持っていったり確認を取りに行ったりと、
移動しなければならないことはありますが、
できるだけ緊急性の高い作業は先に終わらせておいて、
後から初めても問題ない作業だけを残した状態にすることで、
移動の回数を減らすことが出来ます。
一回の移動で一つの作業だけを進めるのではなく、
他の用事もまとめて済ませてしまうことが肝心です。
緊急の案件さえ残っていなければ、
用事をまとめて済ませてしまったらそのついでに休憩に行っても全く問題はありません。