仕事と就活のメモ帳

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上司「わからないことはすぐに聞け」→聞いたら怒られる件について

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「わからないことはすぐに聞け」

新入社員が絶対に言われることの代表格と言っていいでしょう。

わからないことが多い、というよりもわかっていないことしかないのが新人なので

新しい業務をする度にわからないことが出てきます。

質問をするにもみんな忙しそうで気まずいなぁとは思いつつ、

聞かなければ進まないので素直に聞いてみると怒られる。

もはや様式美ですね。

どうしてこんな理不尽なことになるのでしょうか。

そしてこれを防ぐことはできないのか、この記事で考えてみます。

 

誰も彼も忙しい

研修が終わって新しい職場に配属されると、

新人の教育担当とか、メンターのような名前で直接の上司についてもらえます。

基本的なことはその人に聞けばいいわけですが、

教育担当とはいっても普通に仕事をしています。

電話や外出していることが当たり前にあるので、

聞きたいことがあっても聞けないということが起こるでしょう。

そんなとき、普段は質問しない上司に質問しなければなりません。

しかし、みんな忙しそうで若干近寄り難いオーラを出しています。

 

本当にすぐに質問する

基本、肩書きがついている社員は自分の仕事だけでなく、

部下の仕事の進捗も把握していなければなりません。

ただでさえ時間が無い中で、余計なことに時間を割きたくは無いというのが

誰もが思っていることです。

そんなときに、上司にとっては当たり前のことを一から説明するのは、

けっこう手間ですし時間がかかります。

もちろん新人は会社全体で育てていかなければならないのですが、

目の前の仕事も同じように終わらせなければなりません。

できるだけ時間がロスしないように教えたいのですが、

研修で一度教わっていることや、自分が直接教えたことをもう一度聞かれるのは

わりとイライラしてしまうようです。

「どうしてこんなことも知らないんだ。」と怒られるのは、

研修の項目に入っていたり、

自分自身が教えたことがあるからという理由が多いからでしょう。

 

メモしておく

基本的なことなのですが、

一度教えてもらったことは忘れないようにしなければならないので、

聞いたことについてはメモにして残しておくことが重要です。

また、一から全部説明してもらうのは相当な負担を強いるので、

わからない部分をできるだけ明確に絞り込んで、

ここがわからないと伝えなければなりません。

このときよくあるのは、一から自分がやっている業務を説明し始めて、

結局何を質問したいのかが話の最後になるまでわからないことです。

一番怒らせてしまうパターンですね笑

結論から先に言えというのは質問するときにも当てはまります。

全員忙しそうにしているのはわかっていつつも、

質問するしかないという状況はもちろんあるのですが、

「確かにこれは知らないだろうな」と感じてもらえることができれば、

すんなりと教えてくれることが多いです。

なので、一度教えてもらったことを再び説明させることのないように、

何を説明すべきかをすぐにわかってもらえるように質問しましょう。

 

質問しなければならないタイミングとは? 

何がわからないのかがわからない。そんなときもあります。

しかし、むやみやたらと聞きまくるのも機嫌を損ねてしまう。

それでは、どういうときに質問するべきなのでしょうか?

それは、時間をかけて調べればわかる(マニュアルがあるなど)ときと、

すでに教えてもらったことがあるとき以外の場合です。

進め方を指導された業務については、

その内容を忘れていない限りはどうすればいいかわかりますが、

たとえ教えてもらったことでも1分くらい考えて答えが見つからない場合は、

解決するために知っているべきことを知らないということです。

なので、そういうときの聞き方として、

「一通りマニュアルは読んだ。ここまでは前に教えてもらった通りにできたけど、ここから先がわからない」

というような聞き方をするのがいいでしょう。

 

上司の機嫌にもよる

理不尽なことはするべきではありませんし、

そんなことをしたいと考える人はいませんが、

先輩や上司もまた人間です。

さらなる上司から怒られて気分が落ち込んでいるときや、

仕事以外の事情でイライラしているときもあります。

すでに機嫌が悪くなっているときはどれだけ負担をかけないように質問しても、

怒られてしまうことがあります。いわゆる八つ当たりですね。

1ヶ月くらいいれば、どういうときに機嫌が悪くなるのかはわかってくるので、

今は機嫌が良いなと思ったときにまとめて聞いてしまうとか、

「不機嫌そうだし今はやめとこ。」という判断もある種必要です。

 

質問は最初にする

自分が知っていることは大体まわりも知っていますし、

自分がわからないことは周りの同期もわかりません。

仕事の進め方がわからなくてつまずくタイミングは同じことが多いです。

とりあえず進められるところまでは進めてしまい、

質問の内容も最低限の説明で良いように配慮して考えました。

さあ後は質問するだけだという段階になったのはいいのですが、

問題が一つ、同期も同じことを聞きに行くのです。

新人の数だけ同じ説明を繰り替えさならければならないとなれば、

どんな人でもさすがに面倒だと感じてしまいます。

なので全員を集めてまとめて説明してしまうことも多いのですが、

どうしてもとなったときには、誰よりも早く質問しにいきましょう。

最後の誰かは怒られることになるかもしれませんが、

初めに聞いたなら同期に後から教えてあげることができますし、

同じ質問を最後に聞いて、わざわざ自分が怒られることはありません。

 

同じことをしても違う対応をされる人

就活をしていたときは職場環境はいいかとか、風通しはいいかとか、

そういった働きやすさ、過ごしやすさをしっかり聞くと思うのですが、

同じ場所に人がたくさん集まると、どうしても仕事ができるできないの差や、

性格的な合う合わないというのが出てきてしまいます。

もちろんそんなのは無い方がいいに決まっていますが、

学校でも部活でもサークルでもバイトでも、どこもそんなことありましたよね。

同じことをしていても、違う対応をされてしまう人がいるのです。

大抵そういう人はネガティブなレッテルを貼られていることが多いです。

そしてそのレッテルはある程度の時間を一緒に過ごしていると

そのうちに確実に貼られてしまいます。

人によって思い浮かぶイメージはそれぞれにあり、

なんとなくですが、確かにどこかで対応に差があります。

何かしらのレッテルを貼られるなら好意的なレッテルの方が絶対に良いです。

私は苦手なのですが、そういった面にも気を配る必要があります。

ずる賢さも必要なのかもしれません。