仕事と就活のメモ帳

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就活で第一志望に落ちた学生へ

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正式に選考活動が解禁されてからある程度の時間が経ちました。

経団連のスケジュール的にはスタートしたばかりですが、

実施はすでに最終面接をしているという企業も多く、

大手企業の採用の第一波はすでに決まっているでしょう。

第一志望の企業から内定をもらえた喜びの声も、

残念ながら内定を取れなかった声もありますが、

落ち込んでいる場合ではありません。

ここからの就活をどうするか考えてみましょう。

 

学生は第一志望の結果がわかる時期

人気のある企業は一通り最終面接を終えて、

内定を出し終えている頃ではないかと思います。

志望度の高い企業の選考を落とされると、

ひどい無力感と無気力に襲われますよね。軽い絶望です。

お祈りの文書をもらってショックを受けない人はいないですよ。

そしてやる気がなくなって休んでしまいたくなるのですが、

今は落ち込んでいる場合じゃないですよ。

むしろここからが本番です。

 

企業は有望な学生を取り逃す時期

よくよく考えてみてください。

世の中にはいくつもの内定を取っていく優秀な学生は存在しますが、

どんなに優秀な学生でも入社することができるのはたった一つだけ。

それ以外の会社は内定辞退するしかありません。

なので、企業側は一番に採用したい学生を取り逃がすことになります。

つまり内定辞退が一気に増える時期でもあるのです。

企業側もある程度の内定辞退を見越して動いてはいるので、

今の段階ですでに多めに内定を出しているでしょうが、

多少ブレはあるものの毎年の採用枠は決まっています。

予想外に辞退する学生が多いと新たに追加で採用しなければなりません。

学生側から見れば第一志望に落ちたとか、内定が取れないとかで辛い時ですが、

企業側にとっても決して終わったわけではなく、

まだまだ採用活動を休むわけにはいきません。

 

ここからは第2ラウンド

というわけで、ここからは第2ラウンドです。

選考活動が解禁されて最初の1週間で

人気企業の内定枠はそれなりに埋まってしまいますが、

もしあなたが最終面接まで受けることができていたのなら、

たとえ落ちていたとしてもあなたに問題があるわけではありません。

採用枠が足りなかったというだけの問題です。

むしろそんなあなたを狙って採用をする企業もあるでしょう。

ESや筆記試験の段階で落ちたのならいざ知らず、

ランキングに載るような人気企業の最終面接で落ちた学生は、

企業側から見てみると全くもって優秀な人材ですよ。

有名な会社=良い会社ではないですし、無名の会社=悪い会社でもありません。

第一志望の会社があなたに合っているかといえば、

実はそうではないかもしれませんよね。

落ちた場合にもう他の企業で決めているというのなら

もう就活をやめてもいいですし、ちょっとくらい休んでもいいかもしれませんが、

まだ就活を続けるのなら、というか就活をやめるまでは一番重要な時期です。

 

軌道修正をしよう

最終面接までいけたのなら、あなた自身に問題はありませんが、

採用にあたって他の学生を比較されて落とされたことは事実です。

何か落とされる理由があったのかもしれません。

その理由がなんだったのか今一度考えてみましょう。

はっきりとした答えがわかるわけではありませんが、

もし思い当たることがあるなら一つずつ潰していきましょう。

内定をすでに持っているとか、最終面接まで受けたあなたなら、

自分で考えて軌道修正していくことができます。

時には第三者にアドバイスを求めてもいいですし、

納得できるまで企業研究と面接を繰り返していきながら、

改善できるところを探して諦めずに就活を続けてみましょう。