仕事と就活のメモ帳

就活とか仕事の話とか

就活で天職につけるか?

スポンサーリンク

こんにちは。

「就活で失敗する人の特徴」、

「就活で成功する人がやっていたこれだけの習慣」、

みたいなネットの記事って多いですよね。

就活の成功や失敗って一体何でしょうか?

話したいことは色々あるのですが、

まず先に結論を書いておくと、

就活での成功とは天職につくことだと私は思います。

では天職とは何かというと、前回の記事の天職とは何か?で書いたのですが、

一言で言えば、好きで得意なことをしている状態です。

そんな状態にあればその仕事はどんなものであれ天職です。

もしかしたら既存の仕事という枠に収まらないものかもしれません。

 

こう思うようになったのは、私が就活をしていた時に言われたことから来ています。

就活での成功や失敗とは一体何か?

学生の時は、正直「年収と知名度の良さ」だと考えていました。

わかりやすいし、それ以外の尺度を知らないからです。

実際、就活生どうしで集まった時に、

内定先の話をしてマウントの取り合いになることが多いのは、

そういう価値観を多くの人が持っているからです。

働いている人にもこの考えの人はいて、

正しいというのではなく、そう考える人が多いという意味で、

今でもそれほど間違ったものではと思っています。

(まあ、会社が築いてきた社会的信用にすがっているだけなので、

年収や会社の自慢は実際は恥ずかしいことです。)

やりがいがあれば良いという人もいますが、

やりがいというのは意外と困った言葉で、

忙しさ、難しさ、規模感、給料の高さ、責任感、社会的意義、役職、

人によって捉え方がそれぞれなので、

同じ言葉を使っていても「なんか違うなぁ」と感じる原因になります。

私が就活していた頃には、

「本当は年収や社会的地位など他者からの評価によるものにすがらずに、

自分だけの幸せの基準をみつけなさい。」

なんて言われましたが、「じゃあその基準は何だよ」と思いました。

結局、最後の答えの部分を言ってはもらえず

「この人は自分の基準がない、あるいは真っ向から否定されるかもしれないという怖さで答えられないんじゃないの」と考えてしまいました。

自分はひねくれ者だと就活していた頃から思うようになりましたね笑

最後の答えの部分を丸投げにするのは立場が下の相手への常套手段です。

まあ、自分で考えなければならないことなのかもしれませんが。

 

で、

自分だけの基準ってなんだろうなぁと考えていますが、

今でもイマイチわかりません。

ですが、働きだしてから多少なりとも湧き出してきた不満を解消できれば、

それは多分幸せな状態なんじゃないかと考えました。

今感じている不満、あるいは欲しいものといえば

お金、時間、やりたいことです。

人間の悩みというと、

大体はお金、健康、将来の夢、人間関係に起因するそうです。

運の良いことに私はいままで大きな病気をしたことがありませんが、

残りの3つはドンピシャな悩みです。

 

お金についてはたくさんあるほうがいいし贅沢もしたいのですが、

まずは生活していける資金があればいいです。

時間については日中のほとんどすべての時間を仕事に使っているので、

もっと自由に使いたいなぁと思っています。

でもそれは難しいので、せめて仕事自体を楽しくやりたいと思うのです。

 

ここからは「やりたいこと」にも重なってきますが、

仕事は辛いもので我慢するものから楽しいものへと変えなければ

いつまでもグチ大会をするハメになり、やるせない気持ちになります。

仕事=辛いものだとすると日中は地獄です。

だから仕事以外の時間を楽しく自由に使いたいという話になるのですが、

 

辛い時間以外を楽しく過ごすのではなく辛い時間を減らすほうが圧倒的に良いです。

そのためには仕事の時間を減らすか、仕事自体を楽しいものにするしかありません。

仕事を辛いものから楽しいものへと変化させるには、

自分のやりたいことを仕事にするのが近道です。

しかし、ただ好きなことをしていてもお金を稼ぐことは難しいです。

それは前回の記事で話を聞いた社長から教えてもらうことができました。

そもそもやりたいことと聞かれても私はすぐには答えられません。

ゲームや映画をみたりするのはあくまで娯楽で時間を潰しているだけで、

日中ずっとやり続けていくとだんだんと面白くなくなっていくからです。

1日時間が空いていたとして、時間を潰すためではなく、

暇があるから主体的に取り組みたいと思えることを見つけることも、

仕事しながらやらなければいけないことだと思います。

そんなわけで、

やりたいことを仕事にして生活できるだけのお金を稼げる。

前回の記事の天職とほぼ同じですが、

いまのところ、これが他者からの評価によらない自分の基準です。

いまはそのやりたいことというのが見つかっていないので、

仕事しながら今までやったことのないことを試してみなければなりません。

 

関係のない話になってしまったので最初の話に戻りますが、

就活で天職につけるか?という話、答えは難しいと考えています。

人間、初めてやることでうまくいくことはそうそうありません。

仕事も同じです。

初めて就いた仕事が楽しくて好きになり、しかも上手くいくのは稀です。

だから、転職するなり自分で商売を始めてみるなりして、

今の仕事が自分に合うか試していくことが必要です。

そうして違う仕事をいくつか経験してみてはじめて、

この仕事は楽しくて、しかも上手くいく。

という職が見つかるのではないかと考えています。

とは言っても、いくつか仕事を変えて自分に合うか試していくのは、

環境をどんどん変化させていくことなのでそんな簡単にできません。

仕事を変えた後でお金の面で不満が出てくるようになるかもしれません。

現状を変えることは大変なことで怖いことでもあります。

なので、一回目の就職で天職につける可能性が低いとすると、

とりあえず就活でできる最善の策は大手に就職することだと考えています。

年収や知名度といった下らない価値観もとりあえずはクリアです。

仕事が楽しくない、あるいは得意でなかったとしたら、

違う部署に配属されるまで頑張れば良い。

別の部署なら仕事内容もまるで違うので、

同じ会社の中にも天職が転がっているかもしれません。

周りの目や待遇なんかどうでもよくなるほどにやってみたい仕事が他にあれば、

仕事を変えてみれば良い。なんだかんだ経歴は重視されるので

転職するにも大企業で勤めていて損になることはありません。

そして不満はあるし文句も言いつつも、

現状のまま働き続けるという「現実的な選択」もできます。

大企業であるほど福利厚生も給料も良い傾向にあります。

終身雇用は崩れたという論調が多いですが、

 

そんなこと言うのは簡単です。将来的にはそうなっていくかもしれませんが、

終身雇用が崩れた後に主流になる働き方がまだはっきりしていない以上、

まだまだ大企業の力は圧倒的に強く。

数年だけでも信用を借りることで得るものは大きいです。