トランプ大統領は新時代の到来?

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こんにちは。

ぼーっと次の給料日はまだかなーなんて考えていたら、

とんでも無いことが起こっています。

クリントンさんが勝つだろうと言われていた大統領選は、

大多数の予想を裏切り、なんと

トランプ大統領、爆誕!

当日の相場はとても大きく動いていました。

ドル円チャートも日経平均もぐわんぐわんと揺れ動き、

とんでもないことになったなと、

新規の電話をかけながら感じていました。

 

当日はてんやわんや

投票結果の開示が続々と行われていた当日は、

支店はてんやわんやの状況でした。

ひっきりなしに電話が鳴り響き、

先輩や上司も含めて誰もが大きな声で話してます。

午前中、トランプさんの優勢が伝わった瞬間から

日経平均が下がるわ、

ドル円も一気に101円台まで行くわの状況でした。

11時30分になると前場が終わり、

後場が始まる12時30分までの間は、

束の間の休息時間。

一息つけるかなと思ったのに電話は止まらず、

誰も食事に行く余裕がなさそうだったのが印象に残ってます。

 

12時15分、

選挙人の獲得数の速報が伝わります。

トランプさんが約140人

クリントンさんが約110人

午後からも選挙人の数が多い激戦州の開票があるとはいえ、

過半数の270人に対して、

トランプさんが1歩も2歩もリードしていることがわかり、

後場が始まった直後に一気に日経平均の下落幅が拡大。

 

昼からは外に出ていたので

相場の様子を見てはいなかったのですが、

結局、15時過ぎにトランプさんの勝利が確定というのを見て、

イギリスの時もこんなだったなと感じたのを思い出しました。

 

相場も、一時的に下がっても

少しすると回復するだろうとは言われていましたが、

それが思ったより早く、

1000円弱も下がった日経平均は

次の日はその下げ以上に回復していました。

 

意外にまともだった勝利会見

「トランプ当選ならリスクオフ。」

こんな風に何度も言われていたのに、

蓋を開けてみればダウは最高値。

日経平均も連騰。

こんな番狂わせが起こったのは、

大統領選に勝利したことが確定後の、

トランプさんの記者会見に理由があったようです。

選挙中、とんでもない発言で物議を醸し続けていたトランプさんでしたが、

勝利会見の内容は意外にまとも。

クリントンさんのねぎらいの言葉から始まり、

「自分を支持する人も支持しない人も、

ともに強いアメリカを作っていこう」という

至極真っ当で誠実な言葉で、

市場の心理を掴むことに成功しました。

 

プロレスにはヒールと呼ばれる、

わざわざ反則技を繰り出してプレーする選手がいるそうですが、

あえてヒールレスラーのような立ち位置で選挙戦を過ごし、

当選できたときにしっかりとした印象を持たせるという、

漫画なんかでよくある

「昔は悪いことしてたけど今は真面目で立派なヤツになった。」

っていう印象にギャップをもたせる

あの方法を狙っていたのかもしれません。

 

全て廃止と言っていたオバマケアも、

「国民皆保険は良いものだ」ということで、

廃止ではなく、一部変更するまでに留めたり、

現実的な路線に転向しつつあるところも

合理的なビジネスマンの出自であるという印象を強め、

好感を持たれているように思えます。

 

また不動産業界に属していることから、

州をつなぐ高速道路の補修などの

インフラ投資を行うこと。

そのために財政支出を拡大すること。

またクリントンさんが当選した場合、

不安視されていた薬価改定による

製薬会社への業績不安が取り払われたこと、

法人税の減税などから、

建機や製薬、そして金融に至るまで

大きく株価の上昇材料として受け止められました。

 

正式に大統領に就任するのは、

来年の1月。

それまで、重要なポストに誰がつくのかで、

政策の予想がつくと言われています。

 

大きな期待が市場で膨らんでいますが、

具体的な政策がまだわからないことや、

政治経験がないことによる政権の運営能力が不安視されていますし、

選挙中の罵詈雑言が、

全て演技だとも言い切れません。

欧州の方でもEUの結束力に綻びが見えたり、

債務の問題がくすぶっていたりと、

決して世界的に良い状況にあるとは言えない状況の中で、

うっかり口を滑らしたせいで

とんでもないことになるかもしれません。

 

これからどうなるかは、追い追いわかっていくことですが、

ダイナミックに動いている今の情勢を見ると、

そういう話が中心にある証券会社に、

就職してよかったなぁと改めて思います。

 

アメリカが内向きになる?

イスラム教徒の入国の制限や、

メキシコとの国境に壁を作る。

などのように排他的な考えを示していたトランプさんですが、

根はビジネスマンなので、

現実的なところに着地点を持っていくとしても

この路線に大きな変化がないとすると、

だんだんとアメリカは内向きになっていきそうです。

 

となると、日本では中国の存在がさらに怖くなります。

大量の民間船を日本の島に寄越したり、

領海を侵犯するような挑発的な行動を繰り返す中国に対して、

アメリカの後ろ盾がなくなりそうな状況にある今の日本では、

国防がより重要な話題になり、

国内でもそういった話が頻繁に出てくるようになるかもしれません。

すでに多くの国防費を費やしていると言われている日本ですが、

米軍の駐留費を問題視しているトランプさんが

「お金を出さないなら撤退させる」なんていい本当に言い出そうものなら、

どうなるのか、想像もできません。

 

アメリカが「世界の警察」の看板を下ろし、

他国への影響力を落としていくことになれば

その後の世界はどんな勢力図になるのか・・・

前に買ったまま積んでいるこの本に

にわかに興味が出てきました。

もっと勉強しないとです。

スーパーパワー ―Gゼロ時代のアメリカの選択

スーパーパワー ―Gゼロ時代のアメリカの選択

 

 

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