相場観を養う。9月19日(月)

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明日と明後日に日本と米国の金融政策を決める会合が控えています。

3連休で体と心に少し余裕ができたので今後の相場について少し考えてみます。

内容の保証はできません。

 

 

日米の金融政策

20日と21日に日本の金融政策決定会合、米国のFOMCが控えています。

新聞やネットを見ていると、市場の大勢はそれぞれこのようになっているのかなと。

 

日本

  • マイナス金利の深堀
  • 2%のインフレ目標は維持、目標期限の撤廃
  • 緩和の縮小はなし

 

米国

  • 利上げに向かって動く
  • 9月は見送り

 

9月はマイナス金利の深堀り?

マイナス金利の深掘りをするのではないかとの話が出ています。

実は2015年3月時点で既に地銀の4割が赤字に陥っていると日経ヴェリタスでは書かれています。

マイナス金利の効果が、銀行の収益の悪化という形で現れてきており、

これ以上銀行を苦しめるような状況にするべきではないというのは

誰もが感じていることでしょうが、

かといって日銀の国債の買い入れペースは既に年間で80兆円であり、

来年か再来年には市場に出回っている国債を買い尽くしてしまうという話もある以上、

量的な緩和をしたくはないというのが本音なんだろうなと思います。

 

1月・2月前まで、資金的な問題からみても、

日銀の量的緩和の限界が来ているのではないかという話がよく報道されていました。

実際あとどれくらいの余力があるのかはわかりませんが、

いざという時のために、サプライズで緩和をする余地を残しておきたいという思いもありそうです。

 

会合の内容が事前にたくさん出てくるようになったのは、

これまでのようにサプライズ路線で相場の上昇を狙うのではなく、

FRBのイエレン議長のように市場との対話を通して会合の決定内容が

相場に与える影響を小さくしようとする意図があるのかもしれません。

 

米国では数ヶ月前から苦心して緩和の縮小に向けて動いていますが、

日本でも少しづつ緩和の終わりに向けて動いていくことになるんじゃないかと思います。

その時、ETFやREITの買い入れがストップすることで市場を支える力がなくなり、

相場が売り崩しに会うことで大きな下落をする可能性があると思います。

 

また国債の買い入れを減らすことで、

国債の価格の下落と長期金利の上昇が起こり、新発債の金利の利払いの上昇が起こったりと、

色々と吹き出してくる問題をどうやって鎮めるのかという部分が大事になりそうです。

 

 

米国REITが不調?

米国は、8月のISM製造業景況指数は予想より低かったものの、

依然としてプラス圏内で成長していることには間違い無いので

経済は好調だろうといえます。

しかし、8月のREITの収益が約3000億円の損失を出したという記事が先週の日経ヴェリタスに出ていました。

年始から一本調子で上がり続けていたREIT市場では、利益確定の売りが出やすかったことが背景にあり、

8月1日にREIT市場の年初来高値を更新し、それ以来下落を続けていることが8月の収益の悪化につながったようです。

REIT市場は随分前から長い間好調だという記事が出続けているので、

既に高値圏にあると感じるところもあるので気になります。

毎月分配型が多いREITは、

ランキングでも常に上位に位置しているので、

この話で不安に感じる方が増えるという不安もあります。

 

ただ、

新規物件の供給がすくなく、都市部での需要も旺盛だということで、

不動産市場自体が悪いというわけではないようです。

FOMCで利上げが見送りになれば、

金利の下げによって資金の借り入れコストの低下から

REIT市場には好材料となり、8月のREIT指数の下げを拾う動きが出てくることもあるかもしれません。

 

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