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「預金だけで十分」というリスク

仕事 営業
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新規開拓に行くと、大抵の人は身構える。

考えてみれば当たり前のことで、いきなりセールスが来たら

何か売り込みに来たんだなと思って警戒します。

誰だってそう。

 

大抵は証券会社とは関係ないのでと言われるのだけども

どうして証券会社を利用しないのですか?

と聞いてみると、やっぱり損をする可能性のあるものは怖いから買いたくない。

というような答えが返ってくることが多い。

 

もう一つは株だけじゃなくて投資信託や債権やそれ以外のカタカナを多用している

ものまで、種類も数も多すぎてどんなものがあるのかわからない。

という理由もあるようです。

 

やっぱりどういうものなのかよくわからない上に、

損をするかもしれないとなると、怖いとしか思えない。

特に本業があるのなら生活に困ることもないわけで、

言ってしまえば証券なんて買う必要がない。

 

そういった考えがあるから、預金だけでいい。

という流れになると感じる。

 

今回は、「証券は怖い。」

という理由で断る人に対する切り返しを考えます。

 

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「タマゴは一つのカゴに全て入れるな。」

「タマゴは一つのカゴに全て入れるな。」

というような言葉があります。

一つのカゴに全部のタマゴを入れて運んでいると、

もし落としてしまったとき、入れていたタマゴが全部割れてしまうからで、

これを防ぐためには幾つかのカゴに分けてタマゴを入れておくのがいい。

というような話があります。

 

投資をする際に、一つの対象に投資金を全額突っ込むのではなく、

分散して投資する方が良い。

ということを伝えるためによく用いられる例え話ですよね。

 

これは預金に関しても同じように考えることができる。

銀行預金は、1000万円までは元本を保障する。

と日本の法律では決まっています。

このおかげで銀行が潰れたとしてもある程度の金額までは国が払ってくれる。

という安心感から銀行預金は安全なものと考えれられています。

 

が、そもそも銀行に預けているのは日本の通貨である円なわけで、

ブラジルなどの新興国通貨に比べてみれば安全と言われている通貨ではあるものの、

日本の経済が破綻してしまったとき、いくら元本を保障してくれていても

円の価値自体がなくなってしまえば、どれだけ安全な通貨と言われようが意味がない。

 

なので、いくら預金が安全だからと言って預金に全て預けているのでは

前述のタマゴの話とあまり変わるものではない。

ということがいえそう。

 

でも、実際日本がつぶれることがあるのか?

という疑問もあります。何か世界で大変なことが起こった時、

円は安全資産として買われることが多いのは確かです。

実際、先月のイギリスのEU離脱が決まってからは、

100円を切ってしまうほど日本円が買われる事態になった。

これだけ信用がある通貨なのに、価値がなくなることはあるだろうか?

と感じる。

 

そう言われると確かに。と思えます。

ただ、そもそも日本円は信用はあるけど、本当に大丈夫なのか?という疑問もある。

毎年、日本の1年間の半分に届こうかという勢いで赤字国債を発行し続けることで、

国の運営を行っている日本は、借金の金額が1000兆円にまで昇り詰めている状態。

普通に考えて、こんな金額返せるわけがない。

毎年の生活を借金で賄っているような国なのに、

なぜか世界で問題が起きた時は日本円が買われる。

まるで魔法が存在するとみんなが信じることで、本当に魔法が存在してしまっているかのような状態。

 

よくよく考えてみると、

少子化の影響で現役で働いて、税金を納めることができる人間が減ってきているし、

退職して、高齢者が増えると医療費や社会保障にかかる費用は増える。

税収が今後増える見込みがない。だから日本の借金を返す見込みもない。

こんな状況がこのまま続けば、いつか本当に破綻するかもしれない。

破綻しなかったとしても、それまでに他国からの信用がなくなってしまえば

それまでの話。

こうなってくると、日本円を持っている状態の銀行預金は、

立派なリスクになるとも言えそうです。

だからこそ、他の資産に一部を持ち変えることで

幾つかのカゴに分けてタマゴを入れることもできるんじゃないだろうか。

 

感情の部分を突き動かしたい

これなら、なんとなく筋が通らないこともないと思う。

けど、これだけでじゃあ預金の一部を何か他のに変えようかな。

と思ってくれる人はそうそういないとも思う。

 

ここまでの話では根拠がまだまだ足りないだろうし、

仮にこれで納得できたとしても、やっぱり一度「株は怖い。」っていう

イメージが固まってしまうとなかなかそのイメージを取り払うのって難しい。

そもそもここまで話を聞いてくれる人自体が少ない。

 

先日、保険会社の友達から保険の提案をされた笑

焦ったものの、確かに内容は悪いようには聞こえず、

聞けば聞くほど入ったほうがいいような気はする。

でも、保険って今まで考えたことがないからよく分からない。

それに今入る必要があるかどうかも判断できない。

これってまさに証券の営業をされているお客さんの状況に近い。

なんとなく「そうだよなー」と同意はできても、

感情の部分で抵抗があると踏ん切りがつかない。

 

最終的には、この踏ん切りをつけてもらうために、

一言目で相手を引き込んで話を聞く姿勢になってもらって、

「株は怖いけど、今のままの方が怖い。」

とまで思わせるような話し方をしないと誰も動いてくれない。

 

そのためのフレーズを今考えたのでメモ。

「銀行預金の怖い話をお伝えしに来ました。」

これをいうと「んっ?」と思ってくれるかもしれない。

少なくとも「証券投資はどうですか?」なんていうのよりはマシだわ。

明日試してみよう。

 

 

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