仕事と就活のメモ帳

就活とか仕事の話とか

他の人の中に埋もれてしまう危機感を感じた話。

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こんにちは。

現在、就職して研修真っ只中の生活ですが、

研修項目には割と多くの課題があり、楽しいものもあれば学生時代のように

ただただ勉強してテストで点を取るだけのものもあります。

こんなことを言うと舐めてんのかと言われても仕方がないけど、

正直研修は楽しい。

だけども、ただ楽しい研修を過ごしている間にも、それぞれのキャラが出ていたり、

結果として良いものを残していたりする人はいる。

そんな中で自分が埋もれてしまうことの危機感を感じた話を書きます。

 

  

 

 

テストで成績を残す人

勉強ができることと仕事ができることは違う。という話はよく耳にします。

もちろんその通りで、状況によってできた方が良いことというのは、

勉強だったり、段取りの良さだったり、伝えることのうまさだったりと様々だと思う。

 

少なくとも研修中では勉強ができるというのは、研修生の中で自分が目立つという点で、優れていると感じるのです。

研修クラスの中に、ある人がいます。彼はどうやら研修に使ったテキストを毎日持って帰っているようです。休憩時間は雑談していてかなりゆるゆるしているように見えるけど、その実、家ではしっかり勉強しているらしい。

 

2,30個ほど問題数のあるテストを、20回ほど行い、その中で彼が間違えたのはたったの一問。数百人いる全研修生の中でもかなり上位に入っていると思う。

彼がすごいのは、ただ勉強ができるというだけでなく、地頭の良さも感じさせること。

講義があるときは頻繁に質問をします。決まり切った質問や内容の薄い内容ではなく、

予備知識がないとできないような質問をしているのです。

頭が良いと感じさせるのは淀みのない話しかたと丁寧な言葉使いも理由の一つだと思う。

 

とにかく彼は目立つ。飲み会の幹事も全て行い、クラスの中で1番良いと誰もが話す人。

 

普段の過ごし方で目立つ人

前述の彼は、完璧超人すぎて誰も追いつけないけど、一つ一つに絞って見てみると

目立つ人はそれなりに多いのです。

人間仕事しているだけが人生じゃないので、やっぱり普段の過ごし方で目立つ人は得をします。

休憩時間中によく喋る奴。普通に一緒に過ごしていて楽しい。

存在感があるので研修中の発言もある程度は受け入れられやすい。

 

キャラに左右される部分も多分にあるけど、目立つ存在というのは

 

調査系の課題で目立つ人

まだ、研修中なので実務をすることは全くないのですが、

それでも比較的座学よりは実践的な課題もやっています。

最近はテーマを何か一つ決めて、時間を設定した上で、調査して発表するということを繰り返しています。

 

決められた時間の中で効率良く情報を集めて、わかりやすく端的にまとめる。

その上で、全員が理解しやすいように難しい言葉を使うことなく、発表する。

一つのことを調べて発表するだけなのに、こんなに難しいことはないと思います。

知識レベルはそれぞれで違うし、調べたことが間違っているかもしれないし、

上手く話すことができるかはわからないし、想定していない質問が飛んでくることもある。

 

全部が全部うまくできる人はおらず、

院生を出た人は、調査や知識の深さは多いものの、発表の段で話しかたが上手くない人もいるし、

学部卒に多いのは、数値やデータを出さず、全部言葉で説明しようとするので結局よくわからなかったり、データを出したは良いものの出典がなかったり間違ったものを使っていたりで、一部分を指摘されて調べるのに時間がかかったりと色々です。

 

この辺りのことを上手く切り抜けて実践できている人は、やっぱり仕事できそうだなという印象を与えます。

 

 

研修を担当する講師は自分の上司、当然評価されている

研修を担当する講師は、営業の中で良い結果を残した人しかなることができません。

僕のクラスを担当する人も、1年飛ばしで昇進し、今のその役職の中では最年少の方だそうです。

が、意外とちゃらんぽらんな人で、研修項目を勝手に変えて別のことを始めたりする。

何かと真面目な雰囲気でやるのがよくないと思っているらしく、研修中もできるだけ笑いを起こそうとしています。これは別に悪いことではなく、少なくとも雰囲気の中でつまらないことをやるよりは、和やかな状態で、全員が参加して楽しく研修をしたいと思っているのが伝わって来る。

 

それが奏功して研修を楽しいと感じることができているのですが、

忘れてはならないのは、彼は上司だということ。

彼の評価がどうなるかによって、それぞれの研修生の配属希望が通るか通らないか、

決まってくるのです。

ただ楽しいからといって、のほほんと過ごしてしまうと、これが後で大変なことになる。社内人事のシステムがどうなっているかなんて全くわからないけど、

少なくとも研修中の自分の情報は、人事のデータベースの中に登録されて、それは配属先にもしらされることになっているはず。

となると、ここで講師に与える印象や、研修中に残した結果が、自分のこの後の会社の中での立ち位置を決めてしまうことになってしまいそうです。

 

埋もれてしまわないために

人間千差万別で、それぞれの良さがある。ということをよく言われる。

というか研修の序盤の方でやっていた。が、それだけで済ましていると

目立たない奴はどんどんすみっこの方に追いやられていくのです。

 

だからこそ、自分の立ち位置を敏感に察知して、自分なりのやり方で目立っていく必要があると感じます。

自分の性格とも照らし合わせて、ある程度他の人とかぶらないキャラを作っていかないといけないし、

そっちで目立つことができないのなら、目に見える結果を残してアピールするしかありません。

 

幸いなことに、20年近く生きてきて、自分が何が得意で何が苦手かというのは

わかってきたので、自分をクラスの中で引き立たせることができるようにしていきたいと思います。

具体的には、まあ、やっぱり課題で良い印象を与えるしかないんですけど。

人見知りであるということは、以前の記事で書きましたが、

情報収集とそれをまとめることと、伝えることはそれなりに自信のある分野なのです。

特に、文系就寝の人を見ていると根拠も検討もせずに話してしまっている人は多い。

そこに自分が目立つことができると感じます。

 

僕が就職した企業は金融業界ですが、

特に業界の知識を得るための調査や、個別銘柄を選定しての仮想取引では良い結果を残しています。

それについては学生から遊びもそっちのけ、単位もそっちのけで留年しかけながらも、色々な情報商材を当たってきた甲斐があったからだと思います。

この辺の知識を活かして、評価されるように目立ちたい。

 

結局何が言いたいのか

かなり長い自分語りになってしまいましたが、

結局、何が言いたいのかというと、

 

今、自分がいる環境の中で、

何を目指してどういう方向に進んでいくのか?

またそのために何をするべきなのか?

ということを考えながら過ごしていくべき。だと思っています。

 

そりゃあ日々楽しく過ごして、いろんなところに遊びにいって、

充実した生活を送っていきたいですが、

数年後には半数以上の同期が退職している業界。

ある程度ドライでニヒルな考え方を持ちながら、

路頭に迷うことのないようにしていきたいと考えたのでした。

 

 

諦める力?勝てないのは努力が足りないからじゃない

諦める力?勝てないのは努力が足りないからじゃない

 

 この本にも書いてあることですが、

一所懸命にリターンを考えずに頑張り続けることは美談ですが、

もっと客観的に自分を見つめて、勝てる場所で戦うということは重要だという話です。

日々、周りとの人間関係に悩んでしまう状況ですが、

そのことだけに気持ちをとらわれてしまうのではなく、

同期は同期、会社の中で業績を争う中にゆくゆくはなっていくことを忘れず、

自分が埋もれてしまわないためにやっていかなければならないということを忘れないようにしたいと思い、この記事を書きました。

 

僕は就職した研修の中での話ですが、別にこれに限った話ではなく、

就職活動でも、高校のクラスや部活、大学内でのサークルやゼミ、

様々な場面で自分の立ち位置がどうなっていて、どうしていくべきかということを考えるのは大切だと思います。

自分自身と向き合いながら、なるべく思った通りの方向へ進んでいきたいですね。