就活の面接、これだけは覚えておきたい
採用広報が解禁され、正式に就職活動が始まってから一週間。
早ければすでに面接を経験したという人もいるかもしれません。
面接は逃げ場のない、面接官との1対1、
もしくは3、4人と自分のみで面接することもあります。
その緊張感を想像すると不安になります。
就職活動をしていた時期は、面接の前日はいつも「面接 コツ」と調べていました。
今回は、自分の経験を元に、これは外さないという
面接のコツを考えます。
挨拶
どこであっても言われることですが、
やはり挨拶が一番重要です。
「第一印象がその人の印象をほとんど決めてしまう。」
という話を聞いたことがあると思います。
最初と最後の挨拶、今の時期など始めのうちはこれだけ気をつけるだけで良いくらいだと個人的には思います。
振り返り
終わってみれば面接を乗り越えたという安心感と
もっとうまくできたという後悔が必ず出てきます。
しかし、面接は受けたら終わりではありません。
その面接を通ることができたら、
日を改めて、また面接をすることになります。
落ちたとしても、別の企業で面接を受けます。
家に帰る前に、携帯のメモにでもその日の面接の内容を書きましょう。
面接の流れ、面接官の数、場所(カフェでやることもあります)
質問内容、自分の答えに対してどれだけ深掘りされたか。
忘れないうちに書けるだけ書いておくと後で振り返ることができます。
この振り返りをしていると、大抵改善点が出てきて面接に強くなっていきます。
それから、ここでメモを残しておくと、1年後、サークルや研究室やゼミの後輩に「こんな感じだったよー」というアドバイスもできます。
記憶だけだと曖昧ですが、何かしら記録に残しておくと自分のアドバイスも具体的になります。
場数
何事も慣れが重要です。
面接も例外ではありません。
始めのうちは、志望度の低い企業で面接を受けてみましょう。
練習というと言葉が悪いですが、
今の時期なら、学生が面接慣れしていなくてうまく話せないことを企業も知っているので多めに見てくれます。
ただ、5月頃からは大手企業の面談と称した実質的な選考が始まります。
そのうち失敗できない面接が増えてくるんです。
第一志望の企業の面接でうまくいくように、経験を積んでおきましょう。
失敗するなら今のうちに、面接を何回か受けて場数を踏めば
落ち着いた気持ちで受けられるようになります。
細かいことは気にしない
面接の話題になると、ノックの回数とか、お辞儀の角度とか、
席に着くまでの動き方とか、色々と細かいことをたくさんいう人がいます。
確かに全ての動作をきちんとこなして、落ち着いて行動することができる人は高評価になるかもしれません。
でも一番大事なのはそこじゃないと思いませんか?
面接官になったことはないし人にもよるので、
絶対とは言えませんが、
そんな細かいところをチェックして減点する人はいないはずです。
仮に就職するとなれば、
礼儀作法を知らなかったというのなら研修で教えれば良くなる部分です。
学歴も人柄も良いし、学業もしっかりこなして、
それなりに充実してそうな良い学生が、
緊張していてお辞儀が変だから落としました。
とはならないでしょう。
面接官は学生を選考で落とすための敵のような存在ではなくて、
こちら側に寄り添ってくれるし、
自分がどんな人間か判断しようとしてくれます。
なので、ノックが変だったり緊張していたからダメだということじゃなくて、
面接官と最低限の礼儀は抑えつつ、いつも通りに話して、
自分がどんな人間かというのを伝えられるだけ伝えることを目標にしてみてください。