スペック(ドラマ)を見たので感想
先日、スペックのドラマ版を1話から5話まで見た時点での感想を書きました。
今回は6話から10話の最終話とその1年後を舞台とするスペシャルドラマの
SPEC〜翔〜を見たのでその感想です。
ネタバレあり。
この前書いたドラマ版SPECの感想記事はここから。
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あらすじ
前回の記事にも書いたんですが、常に左腕を包帯で巻いて肩から吊るしている破天荒な女刑事の当麻(戸田恵梨香)と、特殊部隊SIT出身の超熱血体育会系男児の瀬文(加瀬亮)の二人が、超能力が使われたりで未解決になっている事件を捜査するという話。
5話までは、二人の主人公が所属する未詳事件特別対策係(通称未詳)に持ち込まれた
不可思議な事件を、当麻の頭脳と瀬文の体を張った捜査で解決していくという展開でした。6話以降の後半は、だんだんと超能力(スペック)を持つ者たちの背後に暗躍する組織が動き出し、それに加えて当麻と瀬文の過去の因縁?的なものに決着をつけようとする。
感想 ネタが多いことと、シリアスとギャグの配分の難しさ
ドラマ版は、様々なところに目立たないようにネタを仕込んでいました。
各回必ず未詳の部屋にはポスターが変なものが貼ってあったりします。
一言も触れられないけど。
一番わかりやすかったのは、ラスボス的な立ち位置にいる一 十一(にのまえ・じゅういち、神木隆之介)のスペックが時を止める能力で、しかも首筋の星型のアザ。
どう考えてもジョジョだよね笑
こんな感じで、気づきにくいけど仕込まれているネタはたくさんあるので、
くりかえし見て探すというのも一つの楽しみ方としてありかも。
SPEC〜翔〜では、当麻、久遠、サトリの3人のキャラクターでスペックを使うために踊り出すというシーンがちょっと意味わからんかった^^;
もともとギャグ多めなドラマだったけど、ここまでネタに走りすぎるとコレジャナイ感も大きくなったのでした。
そうして考えてみるとドラマ版でのギャグとシリアスの配分は絶妙だったなと。
別のレビューにもドラマ版はおもしろいがその後は・・・というのがあり、
なんとなくその気持ちがわかる気がした。
でもドラマ版はおもしろかったのでおすすめです。
各キャラと役者さんについて
印象に残ったキャラについて少しだけ
地居(城田優)
序盤というか確か第1話から登場していたにもかかわらず、その立ち位置がよくわからなかった地居。
話の本筋に全然関わらないなと思ってたら最後の最後に話にぐいっと絡んできました。
脇役にしては役者に城田優を充てたりする時点で変だといえば変だった。
死亡フラグとかのように、あまりメタ的な見方をして先の展開を想像するのはもったいないと思ってるので、いつも何も考えていないんだけど、まさかまさかのラスボスを裏から操っているスペックホルダーでした。
真のラスボスだったけど能力自体は微妙だと思う笑
雅(有村架純)
未詳の責任者である係長の不倫相手に雅というキャラクターがいます。
めちゃくちゃかわいいんだけど、エンドロールを見ていたら2015年にビリギャルの映画で出演していた有村架純という女優さんでした。
ビリギャルのパッケージの写真とイメージがかなり違って驚きです。
係長と不倫している雅ですが、何気に警視庁に就職した後、
働きながら司法試験に合格するというとんでもない人で、ここもあまり触れられていないけどかなり濃いキャラクターとして作られているんだなぁと思ったのでした。
福田沙紀
福田沙紀が演じているキャラクター(名前忘れた)は、
瀬文に対してある誤解を抱いており、それが原因で序盤は瀬文に対して辛辣な言葉を投げかけるのですが、そんな数少ないシリアスなシーンを福田沙紀が一身に引き受け、
展開がギャグに流れすぎてだれないようにしていました。
一番頑張ってたと思う。
瀬文(加瀬亮)
主人公の片割れで不器用で無骨な瀬文。
荷物はリュックなどは使わず、小さな紙袋にいれて手で持ってたり。
先輩の前では異常に礼儀正しかったり。
だけど人情味には溢れているのでした。
しかも不器用さをうまく加瀬亮が演じていました。
ちょっと棒読みにも思えるのが逆にそれっぽくて印象的。
一番好きなキャラです。
まとめ
今回見たのは、ドラマ版と翔まで。
この後もシリーズが続いているので最後までみようと思います。
あとはケイゾクというドラマの続編という位置付けなので
そっちも合わせて今度見たいですね。