仕事と就活のメモ帳

就活とか仕事の話とか

映画を見たので感想を書きます「ゴーストライター」

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Kindleを買ってから今まで、Amazonのプライムビデオにはお世話になってます。

毎日何かしらの作品を見ているのですが、せっかくなので見た作品の感想でも書きたいと思います。

 

 

 

 

今回見たのは「ゴーストライター」という映画。

2011年で割と最近の作品でした。

主人公を演じている人がやけにカッコイイなと思ってたら、

ユアン・マクレガーで「スターウォーズ」の新3部作(1、2、3)の

オビワン・ケノービ演じている役者さんだった。

スターウォーズと言えばエピソード7が公開されたので、

もう1、2、3は新三部作じゃないですね。

もともとエピソード9まであるって話を聞いたことがあるけど

あと2作映画が作られるのだろうか。見に行きたい。

 

 

あらすじ(ネタバレ?)

あらすじを書いていきます。

序盤はネタバレかも

 

 

主人公はゴーストライターをしている作家さんです。

(名前はなんだっけ?と思って気づいたけど主人公の名前が作中で出てきません。

最後のクレジットにもゴーストと表示されるだけ。)

元英国首相アダム・ラングの自叙伝を書く仕事が舞い込んできます。

 

 

初稿は既にできているのですが、

ボツになった上にマイク・マカラという前任のライターがその後死亡したので

代わりとなるライターを探しているという話を聞かされます。

なんだか込み入った話だけど多額な報酬につられてOKする主人公。

 

 

ところが、出版社で仕事を引き受けた時に渡された別の原稿をいきなり暴漢に奪われたり、元英国首相のアダム・ラングに戦犯容疑がかけられたりします。

なんだかきな臭いものを感じる主人公ですが、出版社の担当は主人公と仲が良く、

彼に押し切られて仕事をすることになります。

 

 

ラングの秘書と奥さんのルースは犬猿の仲、ラング自身も戦犯容疑がかかって苛立っていたりで険悪な雰囲気の中、仕事を思うように勧められない主人公ですが、

前任者が残したある情報を発見したところから話が進み始めます。

前任者のマカラの死にまつわる不審な点を探っていった先にあった真実は・・・

 

 

という感じです。

 

 

 

感想

始めから最後まで曇天や夜の薄暗い映像と、暗い展開が続きます。

映画の始まりなんて海から死体があがるところから始まったりで、

全体的に不安にさせれてどっしりとした雰囲気を持っていました。

監督はロマン・ポランスキーだからそれも納得。

と他のレビューで言われているのでそういうものなんですかね。

 

 

 

ちなみに、

ラングが戦犯容疑をかけられたのは、テロリストをアメリカに移送し、拷問したという容疑からですが、何となくキューバグアンタナモ基地のことをイメージしました。

原作は小説ですが、その原作の作者は政治に強い方で作中に出てくるラングや、

ヘザートンという企業はどうやらブレア元首相やハリバートンという企業をモチーフにしているようです。

こういう現実の話を想起させるようなのは結構好きなんですよね笑

そんな映画を多く見たい。

日本アニメみたいなパロディやメタ発言とかも好きです。(どうでもいい)

 

 

マカラの死に、実は国家を揺るがすような重大な事実が隠されていたことを知った主人公。立ち振る舞いが落ち着いているので慎重に秘密を暴いていくのかと思いきや、

意外と無鉄砲な行動をしているし、不倫するし

命を狙われている時も本当に今の状態で大丈夫?

と言いたくなるようなシーンもあったりでわりと軽率。

それが祟って最後のシーンにつながるのですが、

ん〜。

できすぎたハッピーエンドは好きじゃないけど、

結末がちょっと重いので見た後もずーんとした気持ちになります。

 

 

でもサスペンスというのか、政治スリラーというのか、

こういう類の作品をみるのはなかなかないので新鮮で面白かったです。

話の核の部分も、現実でも有りえなくもないぞと思わせるようなワクワクできるものだったので満足しました。

 

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