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就職活動後ろ倒しは本当に弊害が大きいのか?

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こんにちは。9月も後半に差し掛かってきましたが、なかなか気温は下がらないですね。秋口の涼しくなってきて夏が終わったな〜って感覚が好きです。

だから毎年この時期になると地味に嬉しいんですが・・・早く涼しくなれ〜

 

今しがた新聞を読んでいたら、就職活動の後ろ倒しは企業にとっても学生にとっても弊害が大きいのではないかという記事を見つけました。

就職活動を経験した一学生としての意見をここに残しておきたいと思いまSう。

 

読んだ記事は2015年9月22日の日本経済新聞の11面、経済教室の面で乗せられた公立函館未来大学教授の川越教授の記事です。

 

単純化されたゲーム理論のモデルを利用してみると就職活動の後ろ倒しは

  • 企業と学生の出会いの偶然性
  • 企業の青田買いによる学生の検討時間の短期化
  • 就職活動期間の短期化によるミスマッチの増加

によって企業と学生の双方にとって良いものではないのではないかという記事でした。

記事で紹介されたゲーム理論のモデルを簡単にまとめると、

 

学生は6段階に分けられた企業の待遇によってその企業に就職するかどうかを決める。

待遇とは、賃金・福利厚生・職場環境の良さなどを総合したもの。

その6段階に分けられた待遇は数値が高いほど良いとされ、その待遇に学生が納得できればその企業へ就職する。納得できないなら就職浪人するという学生がいたとします。

就職するか就職浪人するかを決める境目を「しきい値」とし、その値は学生時代のアルバイトにあたり、しきい値が低いほど待遇の良くない企業に就職しやすくなるということになっています。

 

学生は1社目の企業で内定をもらえた時、1社目の待遇が、2社目の待遇の期待値より高ければ1社目に就職し、期待値より低ければ2社目の選考を受けます。

去年までの学生は、就職活動期間は十分にあったので、より多くの企業の選考を受けることができるので待遇のしきい値を高く設定できるが、

今年の学生は就職活動期間が短いために、受けられる選考の数が少なくなり、しきい値が低い方にスライドしてしまうことになります。

その結果学生は昨年度よりも待遇の悪い企業に就職することになり、企業にとっても本来得ることができる学生が得られなくなるということが起こり得ます。

 

結局どういうことかというと、学生が受けることのできる選考の数が少なくなったので、「1社内定をもらったけど、この企業を蹴って次の企業を受けても、今はもう8月近いし合格できないからここにしとこー」って考える学生が増えるということだと思います。

 

ここで違うんじゃないか?と感じることが一つあるのですが、

就職活動の期間は短くなりましたが、受けられる企業の数が減ったとは思いません。

いや、もちろん毎日どこかの選考を受け続けるとしたらもちろん減るのですが、

実際選考を受けていなかったり、就職活動をしていない期間もあります。

実際5月はあまり就職活動をしていませんでした。

毎日どこかしらの説明会や選考を受け続けている。なんて学生がほとんどということはなく、みんなどこかできっちり休みを入れたり、受ける企業の数を絞ったりしているはずなんです。

実際今年はどんなに選考を多く受けたとしても50社くらいじゃないでしょうか?

去年までの学生もここまでの数を受けたなんて学生は多くないはずです。実際これだけ受けなければならないというは多分内定を得られていないからであって、

ここまで受けるまでにはどこかしらの企業から内定をもらっているはずです。

だから川越先生の仰るように就職期間が短くなったからしきい値がスライドするということは起こらず、今のままでもどこに就職するかという検討を行う時間は十分あると思うのです。

 

また、就職活動の内容が変更することで学生が受ける企業の選考も順番が変わりました。

去年までは

4月に大企業、そこで落ちれば中小企業(大企業を受ける前にも受けていたとは思いますが)だったのが、今年は5月頃まではほぼ中小企業の面接を受け、

大企業のエントリーが始まる5月、6月頃からリクルーターの面談など呼び方は色々ありますが、選考がはじまり、8月1日からの1週間に大企業の最終選考が集中しています。(経団連の決定を遵守するため)

去年までは先に大企業を受けていたのですが、今年は後ろの方に順番がスライドしているので、ESや面接になれることができます。良くない言い方ですが、中小企業で練習することができるという一面もありました。地味に大企業を目指す学生にとって嬉しい点です

 

もう一つ、考えるべきだと思うことは

就職活動を後ろ倒ししたことによるメリットがないのか?ということです。

実際これによるメリットというか恩恵を受けることができました。

それがいったいなんなのかというと、試験です笑

 

理工系の学部だからか、わりと3年になってももカツカツに授業が入っています。

なので受けなければならない試験の数も結構多かったのですが、企業の広報活動開始時期が12月から3月に変更したことで、1月の試験期間では集中して試験に取り組むことができました。

まさに経団連の意図した通り、学業への良い影響が現れたのです。

経団連のみなさんありがとうございます!

(これが一番今日言いたかった笑)

 

ということなので、

就職活動のスタートを遅らせるというのは決して悪いことではない。(学生にとってはですが、企業にとってはどうなんでしょう?)

というのが個人的な意見です。弱小ブログなので読んでくれる方はあまりいないだろうけど、来年の就職活動をどうするか、2015年の就職活動を経験した一学生の意見としてここに残しておきたいと思います!

 

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