仕事と就活のメモ帳

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第一志望と聞かれた時は?[就活]

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こんにちは。

2016卒の就活生です。今年から経団連の取り決めにより就活スケジュールが変更になりました。変更後の一発目の就活生として、3月からの就職活動を経験して感じたことを来年の2017年卒以降の学生の役に立てられれば良いなという思いでこのブログを書いています。このブログでの意見はあくまで1就活生としての意見であり、絶対に正しいというわけではありません。このブログでの意見と違うことを言ってるところもたくさんあります。これは他のサイトや書籍でも同様です。なので、いろいろなサイト、書籍に書かれている情報を少しでも多く読み取り、その中から自分がどうするべきかということを自分の意思で決めて就活に取り組んでいただければと思います。そのための一つの意見としてこのブログを参考にしてください。

 

弊社は第一志望ですか?と聞かれた時

ということで、今日は企業の面接で第一志望ですか?と聞かれた時にどう答えるべきかという話をしたいと思います。この話、毎年話題にのぼります。私自身このことについて悩みましたし、去年までの就活生もこの話題で悩んでいたんだろうな〜とも思っていました。もし第一志望の企業を受けているのであれば迷うことはありません。第一志望と言いましょう。この言葉、思った以上に面接官にとって強力なように思います。なので第一志望といって損はないでしょう。

 

しかし問題は次のような条件の時に第一志望かと聞かれた時です。

第一志望ではない企業の選考を受けている場合です。内定をすでに持っているのであれば幾分か気持ちは楽ではあると思いますが、内定をもっていないじょうたいでの子の質問はなかなか精神的に辛いものがあります。そんなとき、私たち就活生はどうするべきなのでしょうか?

一般的に言われるのは

嘘でも第一志望と言え!

という意見と

第一志望でないなら正直に言え!

という二つの意見があります。

どちらが正しいのか、実際に私が経験した話を基に考えてみたいと思います。

 

嘘でも第一志望派の意見

まず、嘘でも第一志望と言え!という意見をお持ちの方は、こんな理由のもとでその意見を言っているのでしょう。

  • 社会人なら多少の嘘は言えるようになるべき
  • 企業も嘘であることはわかっているので多めに採用するから
  • 自分の人生がかかっているのでなりふりかまっていられない
  • 第一志望といえない学生を取ることはできない

こんなところだと思います。

一つ目、社会人なら多少の嘘は言えるようになるべきというのは、嘘も方便とでもいうのが正しいのでしょうか。正直に言ったところでよい印象を与えることができないので嘘でもいいので相手にとって良いことを言えと言ったものだと思います。

二つ目、毎年同じことを面接官は繰り返しているわけですから就活状況を聞いた際に自分の企業よりも上位の企業を受けていると聞いた時は第一志望といわれても信じないでしょう。ただ内定は辞退者が出ることも当然見越して出しているので、嘘だとわかっていても内定を出すのです。

三つ目、全くその通りだと思います。人生かかっているんだから正直に言うよりも嘘ついた方が得であるに決まっています。

四つ目、就活が茶番であるなんて学生も企業もわかっていることです。そのことを分かった上でその茶番を演じ切れる学生を求めているということなのかもしれません。

 

正直こそ一番。第一志望でないならそう言うべき派

次、第一志望でないなら正直にそう言え!という意見を持つ方の理由をあげます。

  • 見え透いた嘘をいってもバレるので意味がない
  • あとで辞退するときにややこしいことになる
  • 第一志望ではないことを示した上で自らの価値を示せば良い

という感じでしょうか。

一つ目、上でも書きましたが、第一志望です。なんて言葉で言うのは簡単なのでそれが本当かどうかなんて面接官にはわかりません。業界トップの企業でもない限り嘘だと思う方が多いはずです。なので嘘をつく意味がないということです。

二つ目、これが一番就活生にとって怖いことだと思います。単純に気まずい、第一志望と嘘をついて、後から本当の第一志望の企業に受かった時はどうしよう(~_~;)

となってしまいます。みんなの就活日記の掲示板でもこの手の話をよく見かけました。

うわさではカレーをかけられたり、コーヒーをかけられるのがこわくて先に飲んだら逆に褒められたりとかいろいろな逸話(本当かどうかはわかりませんが笑)があります。

こんなことになるくらいならやっぱり正直に言うべきだということなんでしょう。

三つ目、これ学校の研究室の先生に言われました笑

言われてどう思ったか、理想論じゃん!という感じでした笑

でも間違ってはいません。第一志望と言わなくても受からないとは言えないのですから。

 

結局どうするべきなのか

ここから私の意見を言います。第一志望かどうかをきかれたときにどうすべきか。

答えはどっちでもいいです。

自暴自棄になっていたり、思考停止したりというわけではありません。

一応それなりの理由はあります。今からそれを説明します。

私が就活をする上で、第一志望ですか?と聞かれたこと、2回あります。

自分自身嘘をつくのは良くないと思っていたし、研究室の先生の話で「正直に言った上で自分の価値を示せ!」という立派なお言葉をいただいたので、正直に、「第一志望ではないです!」といっていました。

するとどうなったか、片や即日お祈りが届き、片や即日次の面接の連絡が来ました。

はい。人によって、企業によって対応が違うのです。即日お祈りが届いた企業では、3時面接で聞かれ、それが通れば4次面接で意思確認のみのようだったので、志望度の確認だったのでしょう。第一志望の学生も多いとのことだったので、しっかり落とされました笑

ところが選考が通った企業の場合、正直に話したところ、「普通は第一志望って言うんだけどよく正直にいったね君」と言われました。バカにされてんのかなとも思ったんですがその直後に「それ言われた時に俺君と一緒に働きたいと思ったもん」といわれました。

結局、人によって、また選考によって違うということなんだと思います。人事や企業が違えば面接の雰囲気も進め方も感じ方も変わります。

落とされた企業ではたまたま第一志望でないなら落とそうという考えをお持ちの方だったということであり、通った企業では正直に言うことでたまたま逆に好感を抱いてくれたということなのだと思います。

 

どちらにするにせよ面接官次第ということなので半分は運にかかっています。

なのでどうするべきか、自分で決めてやる。というのが一番大事だと思います。

結果落とされることがあっても自分で決めたのであれば後悔しても納得はできます。

なので、他のサイトでの意見も読みつつ、どうするべきか自分で決めて欲しいと思います。落とされたって問題ありません。日本には400万社の企業があるんですから、さっさと忘れて前向きに次の企業にチャレンジしていきましょう。